ecuvo, ニット帽

「手袋のまち」として知られる香川県東かがわ市。1977年からその街で商品を作り続けてきた手袋メーカー「フクシン」が立ち上げた「ecuvo,（エクボ）」がSDGsを推進するニットブランドとして注目を集めています。
　発足のきっかけになったのは、リサイクルしたウールとポリエステルを約50%ずつ紡ぎ合わせた再生糸の開発に成功したことでした。環境にやさしいこの素材や、天然素材のオーガニックコットン、シルク、カシミヤ、ウールなど、「ecuvo,」のアイテムに使われるのはサステナブルな素材。
　また、独自の「ゼロゴミ編み立て法」により、捨て糸や捨て編みが出ない工夫もなされています。
　さらに、毎年デザインを変更して新しいものを作るのではなく、飽きのこないシンプルかつベーシックなデザインを追究し、定番化。そのほか、片方のみでも販売している「片手片足販売」など、地球環境に配慮した多くの取り組みを行っています。
　それらの根底にあるのは、「人々の幸せの源となっている自然を守り、未来につなげたい」と願う気持ちです。スタッフが主体となり、環境や社会にやさしい活動を行う同ブランドのニット製品を手に入れ、その尊い精神に触れてみませんか。