【結婚記念日】自分たち・両親へのお祝いにふさわしいプレゼントとは?

結婚記念日

夫婦にとって、二人の始まりの日である「結婚記念日」は大事な節目。

元々日本では「結婚は家と家の結び付き」という意味合いが強く、あまり結婚記念日が目立つことはありませんでしたが、「結婚は個人のもの」という考え方が広まるにつれて注目度も急上昇。

現在では、ちょっと贅沢なディナーでお祝いをしたり、プレゼントを贈り合ったりするという夫婦も多いのではないでしょうか。また、大きな節目の年には、子供たちが両親にプレゼントを贈ることもよく見られるようになりました。

結婚記念日のプレゼントは、日頃の感謝やお祝いの気持ちを伝えるチャンスです。うまく気持ちを伝えるために、知っておきたい結婚記念日の年数ごとの名称と意味のほか、プレゼントを選ぶ際のヒントをまとめました。

結婚記念日の年数と込められた意味

結婚記念日といえば、25周年の「銀婚式」や50周年の「金婚式」が有名ですが、実は結婚の年数別に冠せられた呼び名はそれだけではありません。年数別の名称と由来、その年にちなんだプレゼントの例を挙げてみます。

1年目
「紙婚式」
真っ白なキャンバスに幸せな未来を描くために、アルバムや手帳などの紙製品を贈る。
2年目
「綿婚式」
質素倹約、贅沢の戒め。木綿のハンカチなどを贈る。
3年目
「革婚式」
革のように粘り強くしなやかに倦怠期を乗りきるために、バッグなどの革製品を贈る。
4年目
「花婚式」
花が咲き、実がなるように。ここまで一緒に過ごしてくれたことへの感謝と、これからもよろしくという思いを込めて花束を贈る。
5年目
「木婚式」
5年の歳月で夫婦が1本の木のように固く結ばれたことを記念し、箸などの木製品を贈る。
6年目
「鉄婚式」
鉄のように強い絆を願って、フライパンなどの鉄製品を贈る。
7年目
「銅婚式」
生活の安定を銅に例えて、アクセサリーや食器などを贈る。
8年目
「ゴム婚式」
「青銅婚式」
弾力のあるしなやかな夫婦関係を。アクセサリーなどを贈る。
9年目
「陶器婚式」
ヒビが入らずここまでやってこられた関係を記念して、食器類などを贈る。
10年目
「錫婚式」
10年の歳月に感謝を込めて、キッチンツールなどの錫製品やアルミ製品、アクセサリーなど贈る。
11年目
「鉄鋼婚式」
鋼のように強い力で結ばれている。
鋼製品やゴルフクラブなど金属製品を贈る。
12年目
「絹婚式」
シルクのようにきめ細かく柔らかい愛情。
スカーフやハンカチなどシルク製品を贈る。
13年目
「レース婚式」
美しく深く織りなす愛。レース製品を贈る。
14年目
「象牙婚式」
長い年月を重ねてなお輝く。ハンコなどの象牙製品を贈る。
15年目
「水晶婚式」
お互いが寄せる透明な信頼。
アクセサリーや置物などのクリスタル製品を贈る。
20年目
「磁器婚式」
歳月とともに味わいを増す夫婦関係。置物や食器などの陶磁器製品を贈る。
25年目
「銀婚式」
結婚四半世紀の区切り、いぶし銀の美しさ。
銀食器や銀のフォーク、スプーン、アクセサリーなどを贈る。
30年目
「真珠婚式」
富と健康を表す海の宝石に例えて、2人の人生の幸福を願う。
真珠のアクセサリーを贈る。
35年目
「珊瑚婚式」
年月を経て成長する関係。珊瑚や翡翠(ひすい)のアクセサリーを贈る。
40年目
「ルビー婚式」
とても深い信頼関係。ルビーのアクセサリーを贈る。
45年目
「サファイヤ婚式」
誠実と徳望で結ばれた関係。サファイヤのアクセサリーを贈る。
50周年
「金婚式」
結婚生活半世紀の区切り、金色の輝きを得た豊かな日。
金のアクセサリーなどを贈る。
55周年
「エメラルド婚式」
深く静かで尊い関係。エメラルドのアクセサリーを贈る。
60周年
「ダイヤモンド婚式」
長寿と一族の繁栄を記念する最良の日。
ダイヤモンドのアクセサリーを贈る。

両親へのプレゼントは二人いっしょに味わえる物を

節目ごとのプレゼントの例を紹介してきましたが、これは基本的に夫婦間で贈る場合(中でもおもに、夫が妻に贈る場合)となります。子供たちが両親の金婚式にプレゼントする場合や、親戚一同でダイヤモンド婚式を祝う場合など、贈る人の立場が変われば、ふさわしいプレゼントは変わってきます。

両親へのプレゼントは、普段なかなか機会がないだけに、「せっかくの機会だから何かをあげたい」と考える人も多いのではないでしょうか。子供たちから両親へのプレゼントには、特に決まった形はないので、予算や両親の年代、好みなどに合わせて、さまざまな贈り物が考えられます。

両親の結婚祝いに贈りたいプレゼント

・花束
お花はプレゼントの定番ですが、どんな花を選ぶのか、何本添えるのかなどによってさまざまなメッセージを込めることができます。両親の好きな花や思い出の花がわかっていれば、それを花束にするのもいいでしょう。普段なかなか言えない感謝の言葉も、メッセージカードに託せば自然に伝えることができます。価格も数千円からとリーズナブルなので、贈りやすいアイテムです。

・食べ物や飲み物
例えば、旅先での思い出の食べ物や、普段めったに食べないような贅沢なグルメを贈るという方法もおすすめです。両親ともにお酒が好きなら、二人の出身地にちなんだおいしい日本酒や、二人が結婚した年に醸造されたワインをプレゼントするのもいいでしょう。専用ラベルを作ってくれるサービスなども利用できます。

・記念品
両親の名前が入ったペアグラスや湯のみなど、日常的に使う物をプレゼントするのも根強い人気があります。

・健康グッズや生活便利家電
マッサージチェアなどのちょっと大きめの健康グッズやマットレス、ロボット掃除機、食器洗い機など、生活を楽にしたり家事の負担を軽減したりするアイテムも喜ばれるプレゼントの定番です。
一人で贈るには少し高いですが、銀婚式や金婚式などの大きな節目や、兄弟姉妹といっしょに贈るにはぴったりです。

・旅行
なかなか出掛ける機会がない二人には、「しばらく日常を離れてゆっくりしてね」という気持ちを込めて、温泉旅行などをプレゼントするのもおすすめです。二人の新しい思い出になるでしょう。

・何がほしいか聞いてみる
喜ばれる物を贈るのに最も確実な方法は、言うまでもなく本人たちに何がほしいか聞いてみることです。ある程度好みがわかれば、プレゼント選びもぐっと簡単になります。
サプライズで贈りたい場合は、結婚記念日の半年前など、関係ない時期にそれとなく聞いてみるのがおすすめです。

遊び心のあるプレゼントはいかが?

定番のプレゼントではつまらないという人は、例えば「二人でお互いのプレゼントを選んでください」とメッセージを添えて、カタログギフトを2冊贈ってみるのもひとつの手です。

お互いに「何を選んでくれたのかな?」と想像し合うひとときは、普通のプレゼントにはないワクワクした時間となるでしょう。また、旅行や贅沢なグルメを贈りたいけれど、食べ物や旅先の好みがいまいちわからないというような場合は、旅やグルメをテーマにしたカタログギフトを贈って、二人に選んでもらうという方法もあります。価格帯も数千円から数万円と幅広く、有名レストランのランチやディナー、ティータイムの利用券、日帰り温泉の入浴券や温泉宿泊券など、テーマ別にさまざまな商品がそろっていますので、両親の好みに合いそうなテーマを選ぶといいでしょう。

夫婦のあいだで贈る場合は、日頃の感謝とこれからもよろしくという意味を込めて。両親に贈る場合は、育ててもらった感謝や健康への祈り、二人だけでゆっくり過ごしてほしいという思いを込めて。

同じ結婚記念日のプレゼントでも、贈る相手や込めたい思いによって贈る品物は変わってきます。 こちらで紹介した物を参考にしていただき、パートナーやご両親に贈るぴったりの一品を探してみてください。

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この記事を書いた人
ハーモニック編集部

「人と人の間に立ち、思いやりや感謝の気持ちをつなぐ。」というミッションの下、ギフトを贈る時に役立つ便利な情報を発信しています。
記事の内容は、20年以上、お客様のギフトに関する質問にお答えしてきた専門スタッフが監修しています。ぜひ、贈り物の参考にしてみてください。

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