毎年5月の第2日曜日は母の日。
母の日はお母さんに日頃の感謝の気持ちを伝える素敵なイベントですが、お義母さんにも母の日のプレゼントを贈るべきか、贈るとしたら何がふさわしいのか悩む方も多いのではないでしょうか。
今回は、お義母さんへの母の日プレゼントについてご紹介していきます。
お義母さんに母の日プレゼントを贈るべき?
新婚だとまだお義母さんとの関わりが浅く、好きな物や欲しい物がわからない、まだ感謝の気持ちが少ない、という方も多いようですが、そういった方も母の日のプレゼントはお義母さんにも贈ったほうが良いでしょう。
その一番の理由は、「家族のコミュニケーション」を円滑にするためです。離れて暮らしている場合は、日頃なかなか接する機会がないので、贈り物をすることで距離感をぐんと縮めることができます。同居しているなら、なおさらプレゼントをした方が良い関係を保てるでしょう。なにより結婚相手のお母さんですから、日頃伝えきれない感謝の気持ちを表す絶好のチャンスになります。「お義母さんいつも感謝しています!」というメッセージをギフトに託して贈れば、お義母さんから好印象を持たれること間違いなしです。
お義母さんに喜ばれるおすすめのプレゼント
お義母さんに何を贈ればいいのかは悩みどころです。お義父さんや旦那さんに聞いてみても、好みを知っているとは限りません。一番無難なプレゼントといえば、定番のカーネーションでしょう。カーネーション以外にもバラやユリなどを使った花束やフラワーアレンジメントなどを贈る人も多いようです。
ただ、お花のギフトはあまりに一般的すぎて味気ないと感じるかもしれません。お花の代わりに普段は贈れない特別なプレゼントで、お義母さんに感謝を伝える人も増えています。
では、お花以外のギフトで何が喜ばれているのでしょうか。人気なのは、食事(食事券含む)、旅行(宿泊・温泉券含む)といった体験系の贈り物です。たまにはゆっくりしてほしい、という理由から贈る方が多いようです。また、「家族のコミュニケーション」がとれるので、結婚相手の母親ともっと仲良くしたい、コミュニケーションを取りたいという方にもおすすめです。
次に多いのは、洋服やバッグなどのファッションアイテム。そして、女性人気が高いスイーツも喜ばれているようです。候補が多すぎて選びきれない! という方は、人気のアイテムが多数掲載されているカタログギフトが便利です。「贈られた方が自分の好きなものを選べる」カタログギフトなら、プレゼントに失敗することはないでしょう。
お義母さんへ贈るのに避けた方がいいプレゼント
お義母さんへのプレゼントにはしないほうが良いものがあります。失礼のないよう知っておきましょう。
ハンカチ
「別れ、手切れ」を意味するので、特に年配の方には贈らないのが賢明です。ちょっとおしゃれなハンカチは無難なプレゼントに適していると思われがちですが、避けたほうがいいでしょう。
エプロン
エプロンを贈るのは「家事を頑張ってください」という意味があるので、「嫁」の立場から「姑」であるお義母さんへ贈るのは避けましょう。
ドライフラワー
ドライフラワーやプリザーブドフラワーは「枯れた花」と解釈される場合があります。きれいで長持ちするからと選んでも、みずみずしい生花のほうが喜ばれることもあるので気を付けましょう。
年配者のイメージが強い物
たとえば老眼鏡やルーペ、杖のように高齢者をイメージさせるものは避けましょう。
目上の方に失礼と誤解されがちな物
「足で踏む」という意味合いから靴、スリッパ、ソックス、足袋などの履物なども避けたほうが無難でしょう。
プレゼントを郵送する際の注意点と相場について
郵送や宅配でプレゼントを贈る場合は、母の日当日に届くよう手配しましょう。日時指定便を利用するのがおすすめです。
できれば電話などで事前確認をし、受け取りに都合の良い時間をお伺いし、その時間帯を指定するように心がけましょう。そして忘れてはならないのが、必ずメッセージカードや手紙などを添えること。お義母さんに対する日頃の感謝の気持ちや労をねぎらう言葉を添えましょう。こうしたきめ細やかな配慮をすれば、あなたへの印象もアップすることでしょう。
最後に、お義母さんへの母の日プレゼントの相場を知っておきましょう。予算は3,000円~5,000円が一般的です。この予算感だと、お花とスイーツやお茶などをセットで贈るイメージです。