お中元の「のし」のマナー

お中元

夏のご挨拶の定番といえば「お中元」です。
日ごろお世話になっている方に感謝の気持ちを込めて贈るお中元の歴史は古く、室町時代から行われているといわれています。

そんなお中元も時代とともに変化をしてきましたが、現在も変わらないマナーもあるため、お中元を贈る際は知っておくべきでしょう。ここでは、知らないと困るお中元の「のし」のマナーをご紹介します。

熨斗の選び方

お中元を贈るときに包装する紙を、「熨斗(のし)紙」といいます。熨斗紙には、熨斗と水引きが印刷されていますが、「熨斗」とはアワビのことです。そのため、海産物などの生ものを贈るときは、熨斗をつけない決まりになっています。熨斗紙は、慶事のときにつけるものなので、喪中のときにお中元を贈る場合は、熨斗や水引きが印刷されていない白無地を利用するのがマナーとなります。

水引き・表書きのマナー

お中元やお歳暮などの慶事では、5本、もしくは7本の紅白の水引きになります。この場合、何度も結びなおせる蝶結びが、「何度も繰り返すお祝い事」という意味で最適です。

表書きは、水引き中央の結び目の上に濃い墨で「お中元」、「御中元」と書き、結び目の下に表書きより小さい字で、贈る人のフルネームを書きます。複数で贈る場合は、右側から年齢、役職など地位の高い人、同じ地位なら五十音順、4名以上の場合は代表者名を表書きの下に書き、左側に「有志一同」「他一同」と明記します。

なお、お中元は何度も繰り返すものなので、一度だけ贈りたい場合は、表書きを「御礼」とします。

送り状の書き方(文例付き)

お中元を贈るときに品物だけを贈っては、相手に礼を欠いて、不必要なトラブルを招いてしまうこともあります。送り状は、品物に同封する場合と、先に送付する方法があります。先に送る場合は、品物が届く2日~3日前には届くようにしましょう。一番丁寧な送り状は手紙になります。では、送り状はどのような文面にするといいのでしょうか。

【お中元の送り状例文】

拝啓 梅雨が明けたのと同時に本格的な夏が到来し、連日厳しい暑さが続いておりますが、皆様にはお健やかにお過ごしのことと存じます。

平素は、何かとお気遣いいただきまして誠にありがとうございます。また、久しくご無沙汰しており申し訳ございません。

日ごろの感謝を伝えたく、ほんの心ばかりのお中元の品をお送りしました。〇日ごろには届くかと存じますので、ご笑納ください。

炎暑の毎日ですが、ご健勝のほどお祈り申し上げます。

敬具

令和〇年7月〇日

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