入学祝いに何を贈ればいいの?
入学祝いには、「新しい学校や生活の中で使える実用的な物」を贈るのが基本です。子供の年齢に合わせて、次のような物がよく入学祝いに贈られています。
幼稚園の入学祝い
幼稚園入学の際には、すべての持ち物に名前を書くことを求められるのが一般的なので、名前を書く手間が省ける「名前スタンプセット」は人気アイテムのひとつです。
おすすめの品:文房具(クレヨン、色鉛筆など)、名前スタンプセット、タオル、ハンカチ、レインコート、長靴、図鑑、絵本、通園バッグ
小学校の入学祝い
ランドセルや学習机といった値が張る物は、祖父母から贈られるケースがほとんどです。どちらも事前に大きさや色の希望を聞いて、本人や両親の希望に沿う物を贈ることが大切です。文房具や雨具などは、学校指定の物が決まっている可能性もありますので、事前に確認しておきましょう。
おすすめの品:ランドセル、学習机、図鑑、本、地球儀、文房具、リュック、靴、ハンカチ、洋服、雨具
中学校・高等学校の入学祝い
中学生・高校生への入学祝い選びのポイントは、子供扱いせずに大人っぽい品物を選ぶように意識することです。この年齢になると趣味や個性もはっきりしてくるので、贈る相手の好みに合わせて選ぶことが重要です。事前に本人に希望を聞いてみるのもいいですし、親しい間柄ならいっしょに買いに行ってもいいでしょう。
おすすめの品:辞書、電子辞書、定期入れ、腕時計、財布、ハンカチ、名前入りのボールペン、ポーチ、革靴
大学・専門学校
大学・専門学校は、一人暮らしをするのか、親元から通うのかによって、新生活の変化に大きな差が出ます。一人暮らしを始める人には、新生活で必要な物をプレゼントするといいでしょう。
洗濯機や冷蔵庫という大きな電化製品は値が張りますが、コーヒーメーカーや電子レンジ、掃除機などは贈りやすい価格の物が多くそろっています。ただし、すでに本人が買いそろえている場合もありますので、やはり事前に確認してから贈るようにしましょう。
冠婚葬祭に欠かせないスーツや靴、銀行口座の開設などで必要になるハンコなども、大学生に贈るのにおすすめのアイテムです。例えば、スーツなら数年後の就職活動にも使える柄や色にするなど、将来的にも役立つ物にするといいでしょう。
おすすめの品:アクセサリー、化粧品、新生活で使う家電(コーヒーメーカー、電子レンジなど)、電子辞書、スーツ、靴、ハンコ、手帳
入学祝いで一番避けたいのは、すでに持っている物を贈ってしまったり、学校指定の学用品などが用意されているため、学校に持っていけない物を贈ってしまったりすることです。このような事態を避けるために、受け取った人が自由に使える現金や図書カード、商品券、ギフトカードを贈るのもいいでしょう。
また、すでに持っている物や贈られた物との重複を避けるには、好きな物を選べるカタログギフトが最適です。子供の好みがわからない場合にも使えますので、人気のギフトとなっています。
入学祝いをもらったら?
入学祝いは子供のお祝いなので、基本的にお返しをする必要はありません。もっとも、「お返しをしてはいけない」というルールはないので、お返しをしたい気持ちがあれば「入学内祝い」として贈っても構いません。
入学祝いをもらったら、できるだけ早く、お礼の電話をするかお礼状を送りましょう。どちらの場合も、子供本人からもお礼を伝えることがポイントです。
手紙の場合は、子供にもお礼状を書かせて、親のお礼状といっしょに贈ります。もし、まだ字が書けなければ、絵を添えても構いません。電話の場合でも、途中で子供本人に代わって、直接「ありがとうございました」と言葉を伝えるようにしましょう。
入園・入学は、基本的には家族・親戚のお祝い事ですので、友人の子供に入学祝いを贈らなくても失礼にはあたりません。しかし、子供の成長をいっしょに喜びたいという思いから、友人の子供にもちょっとした入学祝いを贈る人は、近年増えているようです。
せっかく贈るからには、両親にも子供本人にも喜んでもらえる、気持ちがしっかり伝わる贈り物にしたいものです。これまでにご紹介した、入学祝いを贈る時期や贈り方、品物の選び方などを参考に、素敵なプレゼントを探してみてください。
まとめ
入学祝いは子どもの健やかな成長を願って贈るものです。贈る際にはマナーをしっかりと守り、心のこもったメッセージカードを添えれば気持ちがよりいっそう伝わります。
何を贈ったらよいのか迷ったときは、必要な品物を本人が選べるカタログギフトがおすすめです。ハーモニックでは、相場に応じたさまざまなランクのカタログギフトを揃えています。それぞれコンセプトも異なり、相手の好みに合わせて贈れるのも魅力です。入学祝いにカタログギフトをお考えの際は、ぜひハーモニックをご利用ください。