出産見舞いに招かれたけれど、マナーや振る舞いに不安があるという方もいるのではないでしょうか。配慮すべきポイントをおさえることで、そのような悩みも解決できます。ぜひ、おすすめの出産祝いと一緒に確認してみてください。
病院に行く場合、出産祝いは後日にする
出産見舞いで病院を訪問する場合、出産祝いは後日に改めて渡しましょう。お見舞いのみを手短に済ませるよう心がけると、相手の負担をより軽減できます。ここでは訪問する際に気をつけたいことと手土産について確認しましょう。
病院はスペースが限られている
出産後の入院では相部屋になっていたり、個室でも室内が狭かったりとスペースが限られていることが一般的です。出産祝いを持参しても、置いておく場所がない可能性があります。また、退院時の荷物を増やしてしまうことも控えたいものです。
手土産もなくてOK
出産見舞いの際は手土産がなくても失礼にあたりません。産後の体はデリケートなうえ、母乳育児の関係で飲食物に制限がある方もいます。手土産の処理が負担になってしまうこともあるので、必ずしも持参する必要はないでしょう。
手土産を持参するときの選び方
手土産を持参したい場合は、常温でも長期保存が可能な飲みものや食べものがよいでしょう。退院後にもゆっくりと楽しめるお茶や、健康に配慮した菓子類がおすすめです。授乳への影響も考え、カフェインやカロリーにも配慮しましょう。
出産見舞いの時期はいつ?
出産見舞いには適したタイミングがあります。配慮を欠いてしまうと、相手を困らせてしまうことにもなりかねません。正しいマナーで訪問するのが、円滑な関係性を維持するポイントです。相手の意思の確認も忘れずに行いましょう。
出産から3日後が目安
産後の回復を考慮すると、普通分娩の場合は3日目~4日目ごろが出産見舞いのタイミングです。帝王切開の場合はより慎重に、産後5日目以降の訪問が望ましいでしょう。あくまで目安とし、相手の体の回復状況に合わせることが大切です。
本当に行っても良いか確認する
ほとんどの場合、病院まで出産見舞いに行くのは「家族」か「招待された人」のみと認識しましょう。気を遣わせてしまうような間柄では相手の負担になるので、お見舞いの前には本当に訪問してよいか確認するのがマナーです。
出産見舞いの際の注意点
出産見舞いへ訪問する際には、守らなければならない注意点があります。場や状況に合わせた配慮をきちんと行うことが、訪問される側の安心感につながるでしょう。普段は気にならないような些細な点にも注意が欠かせません。
大人数で行かない
入院中は体の回復を最優先に行う期間です。ストレスや疲労を与えないため、できるだけ少人数で訪問します。騒がしくなったり周囲の迷惑になったりしないよう、一度に訪問する人数は1人~3人程度にとどめましょう。
体調に注意する
妊娠中や産後の母親、生まれたての赤ちゃんは抵抗力が低い状態です。ウイルスや細菌をもち込まないよう、体調がよくない場合は出産見舞いを控えましょう。風邪や病気が治ったばかりの場合も、念のため訪問を見送るのが賢明です。
香水をつけない
出産見舞いの際は香水を使用しないのもマナーです。出産前後の女性は嗅覚も敏感になっているため、強い香りで気分が悪くなってしまうこともあります。お見舞いの場に見合わないようなお洒落は控えるのが鉄則です。
入室の前に手を消毒する
病院や病室に入る前には、入り口に設置されているアルコール消毒を使用してしっかりと手指を消毒しましょう。平常時であればあまり心配のない細菌や汚れなどでも、産後間もない母親や赤ちゃんにとっては有害になることがあります。
赤ちゃんに勝手に触らない
いくらお見舞いに来たからといって、勝手に赤ちゃんに触るのはよくありません。体や心の状態によっては、赤ちゃんに触れられるのを不安に感じる母親もいます。きちんと許可を得た上で、短時間に限定して触らせてもらいましょう。
長居をしない
出産見舞いでは、長居をしないことも守るべきマナーです。産後の母親は体力を消耗しているうえ、授乳や赤ちゃんの検診などをスケジュールどおりに行う必要があります。リズムを乱さないためにも、30分以内で退室すると安心です。
出産見舞いの手土産におすすめのものは
出産見舞いの手土産を選ぶなら、「産後」や「入院中」という状況に配慮をしたものがおすすめです。ポイントをおさえたアイテムなら、出産直後でも喜んでもらえるでしょう。例を挙げてご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
母体に配慮した飲みもの
授乳が始まると喉が渇くことが多いため、母体に優しい飲みものは喜ばれるでしょう。飲みものの中には母乳育児をサポートしてくれるものもあるので、事前に情報収集しておくのがおすすめです。赤ちゃんに影響のないものを選びましょう。
ローカロリーなお菓子
食事制限のない相手であれば、ローカロリーなお菓子もよいでしょう。ノンシュガーやオーガニックのものなどがおすすめです。病院によっては院外の飲食物のもち込みに制限を設けている場合もあるので、よく確認してから用意します。
デジタルフォトフレーム
産後間もなくから赤ちゃんの写真をたくさん撮る母親も多いものです。撮った写真をすぐ飾れるデジタルフォトフレームも気の利いた手土産のひとつでしょう。すぐに飾って楽しめるので、病室で過ごす時間が楽しくなります。もち運びやすい小さめのタイプがおすすめです。
ハーバリウムやプリザーブドフラワー
病室はシンプルな作りになっていることが多いため、癒しになるハーバリウムやプリザーブドフラワーも喜ばれます。生花は香りや花粉に配慮しなければなりませんが、加工品なら心配ありません。長もちするのもうれしいポイントです。
出産見舞いの手土産を持参したあとの出産祝いはどうなる?
出産見舞いの手土産と、後日に贈る出産祝いは別ものとして考えましょう。出産見舞いの際の手土産は必ず持参する必要はありませんし、あくまでお見舞いの気持ちを表すものです。
出産祝いは後日、改めてしっかりと届けましょう。現金で贈る場合、ギフトで贈る場合ともに、通常どおりの相場で用意するのが一般的です。
出産祝いは贈りやすいカタログギフトがおすすめ
出産祝いにはカタログギフトがおすすめです。予算に合わせて贈りやすいだけでなく、受け取る側が好きなものをチョイスできるというメリットがあります。相手に合ったカタログを選ぶことで、お祝いの気持ちがしっかり伝わるでしょう。
えらんで
「えらんで」には、ベビーからキッズまで幅広い年齢に対応した子ども向けアイテムが詰まっています。人気ブラドの商品も多く、「出産祝いにもらいたい」アイテムが目白押しです。予算に合わせて5つのコースから選択できます。
テイク・ユア・チョイス
「テイク・ユア・チョイス」は、グルメやブランドアイテムが中心のカタログギフトです。人気のスイーツやコスメ、アクセサリーなど出産のご褒美にもぴったりといえます。掲載商品数は圧倒的で、全16コースそれぞれが充実した内容です。
やさしいみらい
「やさしいみらい」はカタログとカードの2タイプあります。SDGsがコンセプトのカタログギフトです。オーガニックフードやフェアトレード商品など「地球」や「地球で暮らす生き物」にも、やさしいアイテムを取りそろえました。
まとめ
出産見舞いに招かれたときには、大人数で行かない、長居しないなどの配慮が必要です。手土産は母親の体を労わる気持ちを込めたものが喜ばれるでしょう。
また、出産見舞いと出産祝いは区別して考えなければなりません。お祝いの気持ちをしっかり届けるためにも、ギフト選びは大切です。種類が豊富な「カタログギフトのハーモニック」なら、相手に寄り添った一冊が見つかるでしょう。喜んでもらえる出産祝いをお探しの際はぜひハーモニックをご利用ください。