出産祝いに食べ物を贈りたいと考えている方も多いのではないでしょうか。ただし、食べ物を出産祝いに贈る際は、いくつか注意点があります。
この記事では、出産祝いに食べ物を贈るときの注意点や、ママに喜ばれている人気のグルメギフトを紹介しています。注意点に配慮した食べ物を贈れば、ママに喜んでもらえるでしょう。
出産祝いに食べ物を贈ると喜ばれる理由
赤ちゃん向けのアイテムは出産祝いの中でも定番ですが、パパやママへの贈り物として食べ物を選んでも喜ばれるでしょう。赤ちゃんが生まれると料理する時間が確保しにくくなるため、気軽に健康的な食事が楽しめるというメリットもあります。ただし、母体に負担をかけないものを選ぶよう注意しましょう。
出産祝いで贈るときに注意が必要な食べ物
出産直後はなんでも食べられるという状態ではありません。母体に適さない食べ物を把握して、少しでも満足してもらえるようなギフトを選びましょう。ここでは、出産祝いに食べ物を贈る際に注意したいポイントを5つご紹介します。
高カロリーや糖分の多いもの
脂を多く含む高カロリーな食べ物は、母乳の状態を悪化させる恐れがあるため注意が必要です。チョコレートなど糖分が多い食べ物も避けたほうがよいでしょう。甘いものをプレゼントしたいときは、フルーツのような糖分が控えめなものを選ぶと安心です。
添加物にも注意
食べ物に含まれている添加物の内容や量をチェックしましょう。極端に多くの添加物が入っているものは好ましくありません。可能であれば、無添加やオーガニックの商品を選ぶのがおすすめです。
お酒やコーヒー
アルコールや過剰なカフェインの摂取は、母乳に悪影響を与える恐れがあります。どうしても贈りたいときは、ノンアルコールドリンクやカフェインレスコーヒーを選びましょう。忙しい育児の合間にコーヒーを飲んでリラックスしたいという方もいるので、成分に注意して贈れば喜ばれます。
辛いもの
母乳には、ママが食べたものの味が影響するといわれています。辛味が好きな方には辛い食べ物を贈りたくなりますが、あまりに辛いものは避けたほうがよいでしょう。極端に辛かったり甘かったりする食べ物は選ばないのが無難です。
慶事の贈り物にふさわしくないもの
出産はおめでたい出来事なので、弔事の贈り物として選ばれる緑茶は避けましょう。マナー違反ではないものの、緑茶は弔事のイメージが強く、あまりふさわしいとはいえません。飲み物を贈る際には、紅茶やフルーツジュースを選ぶとよいでしょう。
出産祝いで食べ物を贈るときに印象の差が出るポイント
出産祝いを贈るのが初めての方は、どのような点に注意して選べばよいか悩むことがあるかもしれません。相手の負担を減らせるものや気分転換になるものを贈れば、よい印象を与えられるでしょう。ここでは、出産祝いの印象を左右するポイントをご紹介します。
ママの家事の負担が減らせるものにする
出産祝いで食べ物を贈るときには、なるべくママに負担をかけないものを選びましょう。調理に手間がかかる料理セットではなく、レトルト食品のような簡単に作れるものがおすすめです。育児で疲れていても、気軽に作っておいしい食事を楽しめます。
疲れた育児の合間に気分転換できるもの
育児の合間にリラックスできる食べ物を贈るのもよいでしょう。甘いものが好きな方には添加物や糖分が控えめのフルーツがおすすめです。お湯を注ぐだけで飲める紅茶は、短い休憩時間でも気軽に気分転換ができるでしょう。
和食はママの強い味方
毎日の食事に役立つものを贈りたい方は、和食を選ぶとよいでしょう。和食は栄養バランスがよく、好みに左右されないものが多いためです。好き嫌いが分からない時は、和食に活用できる調味料セットをおすすめします。塩分控えめの「だし」があれば、育児中の食事もワンランク上の味付けが楽しめるかもしれません。
出産祝いはいくらのものを贈る?
出産祝いの相場は、相手との関係によって異なります。以下を参考にして、関係の深さに合った金額のギフトを選びましょう。あまりに高額なものは贈らない配慮も大切です。
家族や親戚の場合
家族や親戚に出産祝いを贈る場合の費用相場を以下の表にまとめました。予算を考える際の参考にしてください。
家族(息子・娘) | 30,000円~100,000円 |
---|---|
兄弟姉妹 | 10,000円~50,000円 |
親族 | 10,000円~30,000円 |
いとこ | 10,000円~20,000円 |
姪・甥 | 5,000円~10,000円 |
息子や娘に出産祝いを贈る場合は、30,000円~100,000円程度が相場です。兄弟姉妹への出産祝いにかける費用は、10,000円~50,000円程度です。年上の兄弟姉妹へ贈る際は相場が低くなり、年下の兄弟姉妹には相場が高くなる傾向にあります。
いとこに出産祝いを贈る場合は10,000円~20,000円程度、姪・甥には5,000円~10,000円程度の費用をかけるのが一般的です。その他の親族に出産祝いを贈る場合は、10,000円~30,000円程度の範囲内で予算を立てる場合が多いです。
友達や会社の上司など身内以外の場合
友人・知人や、上司・先輩、同僚・部下などの会社関係の人に出産祝いを贈る場合の費用相場は、以下の表の通りです。
友人 | 3,000円~10,000円 |
---|---|
知人(近隣の人) | 3,000円程度 |
上司・先輩 | 5,000円~10,000円 |
同僚・部下 | 1,000円~5,000円 |
友人への出産祝いにかける費用相場は、3,000円~10,000円程度が目安になります。近隣の人などの知人に贈る場合は、3,000円程度の予算で問題ないでしょう。
上司・先輩などの目上の方へ出産祝いを渡す場合は、5,000円~10,000円程度の費用をかけるのが一般的です。一方で、同僚・部下に出産祝いを贈る際の目安は、1,000円~5,000円程度です。複数人でまとめて出産祝いを贈る場合は、1人1,000円程度でも十分な食べ物ギフトを贈ることができます。
出産祝いに贈りたい食べ物ギフト
ここでは、ママに喜ばれる出産祝いに人気の食べ物ギフトを紹介します。出産祝いにおすすめのものとして、特別感のある贈り物、家事の手間を減らすもの、産後の疲れを癒すものとして、ぴったりな食べ物ギフトを厳選しました。出産祝いにどのような食べ物ギフトを贈ろうか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
特別感のある贈り物
出産祝いに食べ物を贈る場合は、特別感のある贈り物を選ぶことをおすすめします。出産祝いは、ママにとって特別な贈り物を選んだほうが、喜んでもらえます。
とはいえ、どのような食べ物ギフトを選べばいいのかわからないという方もいるでしょう。そこで、出産祝いにおすすめのギフトのなかでも、特別感のある食べ物の贈り物を紹介します。
ご飯が進む「味付とろろ12食」
とろろ料理専門店の家庭用とろろです。秘伝のだしで味付けされているので、ご飯にかけるだけで老舗の伝統的な味わいが堪能できます。育児が忙しく料理をする時間がない方や食事を取りにくい方におすすめです。
肉のおいしさを楽しめる「ハンバーグとソーセージ詰合せ」
本格的な食事を楽しんでほしいという方は、いつでも気軽に準備できるセットを選びましょう。ハンバーグとソーセージはいずれも1か月程度冷凍保存できます。ハンバーグ専門店の味が楽しめるこのセットは肉料理が好きな方にもおすすめです。
https://www.harmonick.co.jp/item/12.html
一夜干のギフトセット「九州の一夜干し」
肉よりも魚を好む方には、おかずの一品としても活用できる一夜干しをプレゼントしてもよいでしょう。ノンアルコールのお酒を添えれば、晩酌している気分が味わえます。国内で加工しているので、産地にこだわりたい方にもおすすめです。
xhttps://www.harmonick.co.jp/item/12.html
和食に欠かせない「調味料乾物詰合せ」
「枕崎かつおつゆ」「直火焼本かつおだしの素」「かつおつや削り」の3種類がセットになった商品です。和食向けの調味料乾物なら、糖分や塩分を抑えながら上品な味の食事が楽しめます。うどんのようなシンプルな料理でも使えるので、手間を省きながら健康的な食事ができるでしょう。
https://www.harmonick.co.jp/item/12.html
家事の手間を減らすもの
出産祝いの品物選びに迷ったときは、家事の手間を減らせる食べ物ギフトがおすすめです。温めるだけですぐに食べられるものを選ぶことで、育児で忙しいママの家事の負担を減らすことができます。家事の手間を減らせる食べ物ギフトを2種類紹介しているため、出産祝いの贈り物を選ぶ際の参考にしてください。
冷凍だけでなく常温も!人気の「スープギフトセット」
家事の手間を減らせるものとして、スープギフトセットがおすすめです。スープギフトセットは出産祝いの定番ギフトのひとつで、冷凍保管ができるものや常温で保存しておけるものなど、さまざまな種類があります。具材や味が異なるスープが詰め合わせになっているため、食事の一品や食欲のないときなどにも重宝します。
産後の体に嬉しい無添加の「高級レトルトセット」
産後の身体にもやさしい無添加の高級レトルトセットは、出産祝いに人気が高いグルメギフトです。お惣菜の詰め合わせや、パスタセット、スープセット、カレーなど、和食やイタリアンなどの料理を自宅で手軽に味わってもらえます。ほかにも、産地直送の海の幸が楽しめるギフトセットもおすすめです。
産後の疲れを癒すもの
出産祝いに食べ物ギフトを贈る場合は、産後の疲れを癒すものを選ぶのもひとつの方法です。産後のママは、出産時に消耗した体力を回復させるために、食生活に配慮しなければなりません。出産祝いに産後の疲れを癒せるような食べ物ギフトを贈れば、体力を回復中のママに喜んでもらえるでしょう。
育児の合間にフルーツでリフレッシュ!「果物の詰め合わせ」
産後の疲れを癒すものとして、果物の詰め合わせを出産祝いに贈るとママに喜ばれます。みずみずしいフルーツには、ビタミンなどの栄養成分が豊富に含まれています。皮をむくだけで手軽に栄養を摂ることができるため、産後の疲れを癒せる食べ物ギフトを検討しているなら、果物の詰め合わせがおすすめです。
産後も飲みやすい「コーヒー・紅茶(ノンカフェイン)」のプチギフト
普段からコーヒーや紅茶を飲む習慣があるママに出産祝いを贈るなら、ノンカフェインのギフトセットを選ぶと良いでしょう。授乳期は、カフェインを控えるママも多いため、ノンカフェイン・カフェインレス・デカフェのドリンクを出産祝いに選べば、気軽にコーヒーや紅茶を飲めるため、ティータイムを楽しみのひとつにしてもらえます。
出産祝いにはグルメカタログギフトもおすすめ
出産祝いに何を贈ればよいかわからないという方には、相手が好きな商品を選べるカタログギフトがおすすめです。カタログギフトを受け取った方も本当に欲しいものが手に入るので、双方にとってメリットの大きい選択肢といえるでしょう。ここでは、ハーモニックのカタログギフトを3種類ご紹介します。
カタログギフトが人気な理由
カタログギフトとは、受け取った方がカタログの中から好きな商品を選べるギフトです。食べ物の場合は好き嫌いやアレルギーが考えられるため、どれを選べばよいか悩むこともあるでしょう。カタログギフトなら、このような不安も解決できます。
「相手に失礼ではないか」と心配な方もいるかもしれませんが、出産祝い以外でも人気の高い贈り物です。マナー違反にはならないので、相手が本当に欲しいものを贈りたいという方はカタログギフトを検討してみましょう。
おすすめカタログギフト「やさしいみらい」
オーガニックフードやフェアトレード商品など「地球」や「地球で暮らす生き物」にも、やさしいアイテムを取りそろえました。冊子タイプだけでなく、カードタイプのWEBカタログもあります。
選べるコースは4,180円~22,880円 (税込)の全6コースです。エシカルやSDGsに関心がある方などへの贈り物におすすめです。
おすすめカタログギフト「テイク・ユア・チョイス」
相場に合わせて幅広い価格帯から選びたい方には、3,080円~55,880円 (税込)全16コースを展開する「テイク・ユア・チョイス」がおすすめです。食べ物から体験型ギフトまで、ジャンルを問わず充実した掲載内容が魅力といえるでしょう。特に人気が高いのは、約1,290点(グルメ約200点)をそろえた「カルミア」です。
出産祝いに食べ物を贈るなら母体への影響も考えること
出産祝いに食べ物の贈り物をすれば、産後のママに喜んでもらえます。ただし、選ぶ食べ物の種類によって、産後のママの身体に影響を及ぼす可能性があるため、どのようなグルメギフトを贈るのか配慮して選ばなければなりません。
出産祝いに食べ物を贈る場合は、特別感のあるもの、家事の手間を減らすもの、産後の疲れを癒すものを意識してギフトを選ぶことをおすすめします。ママが好きなものを選べるカタログギフトを選択肢のひとつにするのも良いでしょう。