出産祝いを贈る際、「何を贈ればよいのだろう」と迷う方は多いのではないでしょうか。そこでこの記事では、出産祝いのリクエストの上手な聞き方や答え方、リクエストがない 場合のギフトの選び方をご紹介します。出産祝いに喜ばれるギフトもその理由と一緒に確認しましょう。
【うかがい上手】リクエストしやすい聞き方のポイント
「相手が喜ぶものを贈りたい」と思っても、何を贈ればよいのか分からないこともあります。そうしたときは、相手が答えやすい聞き方で、何が欲しいか聞き出してみましょう。出産後のママの体調や生活リズムに配慮することも大切です。
予算や誰向けのギフトをしたいかを伝える
何が欲しいかを漠然と聞くよりも、「予算〇〇円くらいで何か贈りたいのだけど、必要なものはありますか」と聞く方が相手は答えやすいでしょう。予算を伝えると、相手はリクエストしやすいだけでなく、お返しの内祝いの準備もしやすくなります。また、ママのほうから「私向けに〇〇が欲しい」とはいい出しにくいので、赤ちゃんに贈りたいのか、ママに贈りたいのかをはっきり伝えるとよいでしょう。
リクエストを聞くのは出産後7~10日の間
リクエストを聞くのは、無事出産を終え、母子ともに健康であると確認できる産後1週間ほどがベストです。このころには退院して実家でゆっくりしているママも多いでしょう。また、あまり遅すぎるのも注意が必要です。赤ちゃんの家族は生後1か月ほどで内祝いを用意するので、その前までにコンタクトをとるとよいでしょう。
うかがい上手はメールで聞こう
リクエストはメールで聞くことをおすすめします。出産後は体調やメンタル面に心配がある上、授乳のために生活リズムも乱れがちです。メールなら、ゆっくり考える時間もあり、ママの好きなタイミングで返事ができます。出産報告メールに返信する形で聞いてみてもよいでしょう。
SNSでしかつながっていない場合
SNSでしかつながっていない場合は、メッセージを送る時間に注意が必要です。早朝や深夜は避けるほうが賢明でしょう。ママは赤ちゃんのお世話で忙しいので、簡潔に済ませるよう心がけることも大切です。相手の負担にならないよう「返事はいつでも」と一言添えるとよいでしょう。
【リクエスト上手】上手に意向を伝えるポイント
出産祝いをいただく側も、リクエスト上手になりたいものです。相手が困るような返答は避け、負担をかけないように配慮しましょう。欲しいものがある場合は商品の価格や詳細を伝え、なにが欲しいか分からない場合はジャンルだけでも伝えることで、相手も選びやすくなります。
商品名や型番などを正確に伝える
「欲しいものを伝えたのに、違うものが贈られた」とがっかりすることもあるかもしれません。ミスマッチが起こるとお互いに気まずい思いをします。欲しいものを伝える際はデザインや色、サイズなど、なるべく細かい情報まで伝えるようにしましょう。
自分の欲しいものが分からないときに「なんでも……」はNG
相手が出産経験者の場合は「あなたがもらってうれしかったもの」と答えるのもひとつです。また「消耗品」や「おもちゃ」などジャンルを伝える、すでに家にそろっているものを伝えておく、といったやんわりとした指定でも相手は選びやすくなるでしょう。
予算を確認できない場合は相場を調べてギフトを選ぶ
出産祝いの相場は相手との関係性で決まります。予算を聞いていない場合は直接確認するのもよいでしょう。聞きにくい場合は、お互いの関係性から出産祝いの相場を調べて参考にしましょう。
【選び上手】出産祝いリクエストがないときにも喜ばれるギフトを選ぶポイント
出産祝いのリクエストが得にない場合、どのようなギフトを選べばよいのでしょうか。おしゃれなデザインのアイテムを選ぶのもよし、出産経験がある方へは実用的なアイテムを贈っても喜んでもらえるでしょう。
赤ちゃんの性別によってカラーを選ぶ
赤ちゃんの性別は身につけているものの色で判断されることもあります。たとえば、ブルーの洋服を着ていると、実際は女の子でも男の子と勘違いされてしまうこともあるでしょう。女の子にはピンクや赤、男の子にはブルー系を選ぶのがよいでしょう。またイエロー系などユニセックスなカラーなら男女どちらでも気にしないので無難です。
2人目以降の場合は1人目にも配慮したギフト選び
赤ちゃんに兄や姉がいる場合、上の子に配慮したギフトを選ぶのもポイントです。特に年が近い場合は「僕も(私も)欲しい!」と駄々をこねるかもしれません。家族みんなで一緒に遊べるおもちゃやおそろいの洋服、ペア食器などを贈ると喜ばれるでしょう。
双子の場合は双子と分かるギフト選び
双子の場合はおそろいで身につけられるギフトがおすすめです。ビブ、ブルマ、靴下、リュックなどは可愛くて双子コーデが楽しめます。名入れアイテムはより特別感を演出するポイントです。男女の場合はブルーとピンクというように色分けしながらそろえましょう。
ママ向け、パパ向けのギフトもおすすめ
ママやパパへ向けて、育児中に役立つアイテムを贈るのもよいでしょう。オーガニックのスキンケアグッズやカフェインレスコーヒーなど、育児に特化しないアイテムも喜ばれます。マザーズバッグやスリングは、ユニセックスなデザインを選ぶとパパも一緒に使えて便利です。
実用性を重視したギフト選び
タオルやガーゼなど、あえて実用的な消耗品を贈るのもひとつの選択肢でしょう。消耗がいちばん激しいのはオムツやおしりふきです。オムツ用のゴミ箱や、寒い時期ならおしりふきウォーマーも助かるでしょう。ボディソープなどのバスグッズもおすすめです。
リクエストなしの場合の出産祝いおすすめ
リクエストがない場合のギフト選びには、頭を悩ませる方も多いのではないでしょうか。ここでは、おすすめの出産祝いを紹介します。欲しいけれど自分ではなかなか買わないものや長く使えるものは重宝してもらえるでしょう。どうしても選べない場合はカタログギフトを贈るのもよい方法です。
好きなものが選べる「カタログギフト」は外さない!
出産祝いに迷ったときに便利なのがカタログギフトです。ベビー用品から育児グッズまで幅広いアイテムがそろい、好きなものを選んでもらえます。ママも一緒に使えるスキンケアアイテムや双子向けのペアアイテム、レジャーランドやプレイルームの利用券、スタジオ写真撮影など家族で楽しめる体験ギフトもあります。ギフトを選ぶ時間も楽しめて、育児中の気分転換になるかもしれません。
あると助かる、でも意外と買わない「ベビースリング」
新生児期から2歳ごろまで長く使えるベビースリングは、あったらうれしい抱っこ用アイテムです。長さ調節が可能でパパママ兼用で使え、赤ちゃんだけでなくも大人も抱っこが楽になり助かります。「抱っこひもは買ったけどベビースリングはまだ……」という方に特におすすめでしょう。
長く使えて重宝する「高級でかわいいバスタオルやブランケット」
お昼寝やお風呂、おでかけ時の羽織などさまざまな場面で重宝するのがバスタオルやブランケットです。実用的かつおしゃれなデザインのブランケットは赤ちゃんを可愛く演出します。高品質で肌触りがよく、安心・安全な素材でつくられたものを選びましょう。
大きめサイズを贈るのがコツの「洋服」
洋服は出産祝いの定番です。肌着とウェアのセットは何枚あっても困らず、使い勝手がよいでしょう。ただし、子どもの成長はとても早く、すぐに着られなくなってしまいます。 肌着の上に着るウェアはジャストサイスではなく、ワンサイズ、ツーサイズ大きいサイズを選びましょう。
0か月から読み聞かせできる「絵本」
絵本の読み聞かせをすると、目からの刺激とたくさんの言葉のシャワーを浴びて、赤ちゃんはいろいろなことを覚えます。絵本を読む時間は親子の大切なコミュニケーションタイムです。親子で楽しむのにぴったりなギフトになるでしょう。
アクティブ派ママに喜ばれる「ベビーとお出かけギフトセット」
アクティブ派のママにはお出かけアイテムがおすすめです。「マザーズバッグにもなるリュック&赤ちゃん用マグ」や「ベビーカーにも取り付けられるループ付きブランケット&歯固めおもちゃ」のセットなどを贈り、親子で思いっきりお出かけを楽しんでもらいましょう。
赤ちゃんにも安心の「布でできたおもちゃ」
赤ちゃんは何でもすぐに口に入れてしまうので注意しなければなりません。そこで安心なのが布製のおもちゃです。角にぶつけて怪我することなく、自由に遊ばせても心配ありません。布ならではの温かみのある可愛いデザインは、インテリアにもなじみやすいでしょう。
まとめ
出産祝いで失敗しないためには、相手が答えやすいように呼びかけてリクエストを上手に聞き出すことがポイントです。相手との関係性や予算、赤ちゃんの性別や家族構成、実用性を重視するかデザイン性を重視するかなどをふまえてギフトを選びましょう。
どうしても選べない場合はカタログギフトがおすすめです。カタログギフトのハーモニックでは、予算に合わせてさまざまなタイプのカタログをご用意しています。赤ちゃん向けアイテムだけでなく、育児を助けるグッズや家族で楽しめる体験ギフトなど充実した品ぞろえです。出産祝いには、ぜひ、ハーモニックのカタログギフトをご検討ください。