結婚祝いには結婚生活に役立つものを購入してほしいという気持ちから、商品券を渡したいと考えている方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、結婚祝いに商品券を贈ることが失礼になるケースとならないケースを解説します。贈ってもよい相手を見極めることができれば、で安心して商品券を贈ることができるでしょう。
結婚祝いに商品券を贈るのはマナー違反ではない
商品券を贈ることはマナー違反ではありません。しかし渡す相手によっては気分を概してしまう可能性があり、今後の関係が悪くなることがあるでしょう。マナー違反になる場合とならない場合を知っておくことは大切です。
結婚祝いに商品券を贈るのが失礼にあたるケース
商品券を贈るのは、場合によってマナー違反にあたる可能性があります。相手との関係性や相手の生活環境を考えたうえで、商品券を贈るか「もの」を贈るかを考えましょう。ここでは、商品券が失礼にあたる場合をご紹介します。
職場の上司や先輩に贈る場合
商品券を渡すという行為は、「目下の人に施しものを与える」ということを連想させます。目上の方に施しを与える行為は、失礼ということを把握しておきましょう。近年では気にしない方もいますが、相手がどう受け取るかは贈ってみなくては分かりません。今後も円満な関係を続けるためにも、失礼にあたる行為は避けるのが無難です。
年上の方に贈る場合
親戚などの親しい関係の方に結婚祝いを贈る場合も、相手が年上の場合は目上にあたるため商品券はマナー違反です。自分でプレゼントを選んで贈りましょう。相手が年上でも、友人などの対等な関係である場合は失礼にはあたりません。相手との関係性を見極めて贈るのがポイントです。
商品券が使いにくい環境に住んでいる場合
現金と比べると、商品券は限られた場所でしか使用できません。相手が田舎に住んでいるなど、商品券を使用できない場所の遠方に住んでいる場合は嫌味だととらえられる可能性があります。商品券を贈る際は、相手の住んでいる環境も考慮しましょう。
結婚祝いに商品券を贈る4つのメリット
商品券を贈ることは失礼にあたる場合がありますが、相手を選んで贈ることでメリットのある贈り物になります。商品券は贈る側と受け取る側の双方にメリットがあり、「もの」を贈るよりも喜ばれる可能性を秘めたものです。ここでは、結婚祝いに商品券を贈るメリットをご紹介します。
相手が自由に商品を選ぶことができる
商品券は受け取った方が自分の欲しいものを購入する際に使用できます。「渡したものを使ってもらえない」「もらったのに使わない」という事態を避けられるでしょう。ものを無駄にすることのない、賢い贈り物といえます。
かさばらず持ち運びに便利
商品券は置き場所に困ることがなく、財布に入れて持ち運べます。商品券は場所を取らず、受け取った本人が必要なものを購入する代金に充てられるため、必要なものに使ってもらえる点がメリットです。
現金ほどいやらしい感じを受けない
現金を受け取るのに比べて、商品券はいやらしいと感じにくいのが特徴です。現金を贈られると直接的で気を遣わせてしまうかもしれません。使途が自由なだけではなく、気を遣わせずにすみます。
簡易書留や一般書留で送れる
結婚祝いで商品券を贈る場合は、簡易書留や一般書留で送ることが可能です。結婚式に出席できない場合でも手軽に送れます。書留で送る場合は、受け取る側が新婚旅行などで不在になる可能性があるため、結婚式の前に届くような配慮をしましょう。
結婚祝いに商品券を贈るポイント
結婚祝いで商品券を贈ることは、贈る相手を選べば喜んでもらえるギフトになるでしょう。ここでは、商品券を贈る際のポイントについて解説します。贈る相手に気持ちよく使用してもらえるよう、ぜひ参考にしてください。
目上の人には贈らない
目上の方の結婚祝いには、商品券を贈らないよう注意が必要です。目下の方であっても、商品券を贈られることをよく思わない場合があります。相手との関係性や相手の性格を考慮して、何を贈るか決定しましょう。
相手の住環境や生活スタイルをよく考える
商品券は便利なものですが、相手の住んでいる場所や生活スタイルによっては使う機会がないかもしれません。相手のためを思って贈っても使えなければ意味がないため、受け取る側の使いやすさにも配慮しましょう。
結婚祝いの商品券プレゼントの金額相場
結婚祝いの相場は、結婚式で渡すご祝儀の3分の1程度です。結婚式ではお祝い金以外に食事と引き出物にかかる料金をご祝儀として渡します。結婚式に出席しない場合は食事や引き出物がないため、ご祝儀の3分の1程度が一般的です。
相手が自分より目上あるいは対等な関係の場合で10,000円ほど、相手より自分のほうが目上の場合は10,000円より多く包みましょう。結婚式に呼ばれていない場合に、友人や職場の同僚の連名で送るときは一人あたりの贈る額は少なめになるのが一般的です。
結婚祝いに商品券を贈るときのマナー
結婚祝いに商品券を贈る場合でも、「もの」を贈るときと同様にマナーが存在します。基本的に「もの」を贈るときと同じマナーです。お祝いの気持ちを伝えるために重要なポイントなので把握しておきましょう。
商品券の包み方
お祝いの贈り物にはのしをかけるのがマナーです。商品券を包む場合でも同様にのしをかけ、紅白の結び切りまたはあわじ結びの水引を添えましょう。水引の本数は7本や10本が一般的です。金銀の水引でも、おめでたい色であるため問題はありません。結婚祝いの包装は、商品券を購入する際に依頼できることもあるので確認してみましょう。
商品券に添えるメッセージの書き方
お祝いのメッセージを添える際は、「忌み言葉」と「重ね言葉」を避けましょう。忌み言葉とは、別れを想像させる言葉のことです。「終わる」「わかれる」「切れる」などが忌み言葉にあたります。重ね言葉は、再婚を想像させる言葉のことです。「たびたび」「いろいろ」「さまざま」などが重ね言葉にあたります。
メッセージには、結婚のお祝いの言葉に二人の今後の幸せを願う文を添えるのが一般的です。マナーとしての決まりはありませんが、冠婚葬祭では句読点をつけないほうがよいとされています。
例) ご結婚 心よりお祝い申し上げます
末永く幸多からんことをお祈り申し上げます
商品券タイプもいろいろ
商品券は大きく分けると、店舗で現金の代わりに使用するものとインターネット上で商品と引き換えるものの2つです。贈る相手の生活スタイルに合わせて、渡す商品券を選びましょう。
実店舗で使いやすいもの
実店舗で使う商品券は、商品券の額面に応じて現金と同じように使用が可能です。カード会社が発行しているものや、全国の百貨店が発行しているもの、お米や酒類などの特定のものに交換できるものなど多くの種類があります。
インターネットで使えるもの
インターネットで使える主な商品券は、商品券の額面と同じだけ買い物ができるものと、カタログの中から好きなものを選んで引き換えるものの2種類です。大手ネット通販サイトが発行しているものや、ギフト専門店が発行しているものがあります。相手の住んでいる場所がどこでも贈れるのが魅力です。
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どんなスタイルで贈れる?
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どんな方法で利用する?
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まとめ
商品券を結婚祝いとして贈る場合、相手が自分より目上の方だと失礼にあたるため注意が必要です。贈る相手を見極めることで喜んでもらえる贈り物になります。贈るときは相手の住んでいる場所を把握し、状況によってはインターネットで使える商品券を贈る配慮が重要です。
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