結婚内祝いが遅れたとき、どうする?(対処法&お詫び文例)

結婚内祝い

結婚式に参加されなかった方からいただいたお祝いなどに対するお礼として結婚内祝いを贈る場合、一般的には結婚式の1ヶ月後までに届くようにします。
結婚式の後にお祝いを頂いた場合も、やはり、頂いてから1ヶ月ぐらいに結婚内祝いをお贈りするのが目安になります。

贈り物では、「何を贈るか?」が一番気になるところですが、実はこの「いつ贈るのか?」というタイミングも重要なポイント。
あまり遅れてしまうと、忘れていたのでは?と思われてしまうことも。せっかくの感謝の気持ちが伝わりづらくなってしまうので、避けたいところです。

それでも、遅れてしまったときは?

———なるべく早く!贈りましょう。

結婚式が終わると新婚旅行に行ったり、新しい住まいでの新しい生活がスタートしたりと、あっという間に日にちが過ぎていきます。

結婚内祝いを贈るタイミングが遅れてしまった場合、気付いた時点でできるだけ早く贈りましょう。遅れれば遅れるほど、どんどん気まずくなってしまいます。

遅れたお詫びとして品物を豪華に?

———そんな必要はありません。

結婚内祝いを贈るのが遅れてしまった場合、申し訳ない気持ちを伝えるために、当初の予定より豪華な品物を贈ったり、品数を増やしたりする必要はありません。申し訳ない気持ちは、結婚内祝いに添えるあいさつ状にお詫びのメッセージを添えることで伝えましょう。

印字or手書き?カードor封書?

———オススメは手書き&封書。

お礼状は、丁寧な順番で並べると下記のとおり、
1.手書きの封書
2.ワープロ印字の封書
3.ハガキ
より手間がかかっている方が丁寧、とみなされています。

遅れた時点で、相手の方への礼が欠けてしまっていますので、できれば手書きの封書で出したほうが「申し訳ない」という気持ちが伝わりますのでオススメです。

郵送or手渡し?

郵送or手渡し?

———オススメは手渡し。

元来、内祝いは持参して直接お渡しするのが正式な贈り方。近年では宅配便でお届けするケースが多くなってきていますが、どうするのがよいのでしょう。

今回は、結婚内祝いが遅くなったわけですから、できればお伺いして、遅れた旨をお詫びしてから直接お渡しするのベスト。
遠方など、持参が難しい場合は、宅配便の利用もやむを得ませんが、その場合でも事前に電話をかけて一言お詫びをしたほうがよいでしょう。

結婚内祝いを郵送し、お電話でお詫びする場合は、お送りした結婚内祝いがいつごろ届きそうかも合わせてお伝えしましょう。

「お詫び」文例

———キチンとお詫びの気持ちを伝える。

結婚内祝いを贈る相手が親戚や目上の方だった場合はもちろん、お友達などであったとしても、しっかりとお詫びの気持ちを伝えることが大切です。あいさつ状には下記のような文章を、通常の文章に付け加えると良いでしょう。

ご親戚や目上の方へ贈る場合

例)本来ならば、すぐにでもお礼申し上げるべきところ、新生活の慌ただしさに取り紛れ、不本意ながらお礼が遅くなったことを心よりお詫び申し上げます。

お友達など、気の許せる間柄の方へ贈る場合

例)本来ならば、すぐにでもお礼申し上げるべきところ、大変遅くなってしまいましたことをお詫びいたします。

お詫びの文章を入れたあいさつ状文例

例)拝啓
桜見物の好季節となりましたが、皆様お変わりなくお過ごしのこととお慶び申し上げます。
先だっては私どもの結婚に際し、温かいお心遣いをいただき、ありがとうございました。
本来ならばすぐにでもお礼を申し上げるべきところでしたが、新生活の慌ただしさに取り紛れ、お礼が遅くなってしまったことを心よりお詫びいたします。
新居での生活もようやく落ち着き、二人で過ごす時間の幸せを実感できるようになってまいりました。
まだまだ未熟な二人ですが、力を合わせてよりよい家庭を築いて参りたいと思います。
これからも変わらぬお付き合いの程、よろしくお願いいたします。
季節の変わり目、皆様にはくれぐれもご自愛ください。
敬具

※時候の挨拶「桜見物の好季節となりましたが〜」は、4月の挨拶です。それぞれの月に合った季節の挨拶を書きましょう。
※頂いた結婚祝いがお金ではなく物だった場合、頂いた物をどのように使っているかと、いただいて嬉しかった旨とを合わせて記載すると良いでしょう。

やってはいけない!「他の贈答」と合わせて。

やってはいけない!「他の贈答」と合わせて。

———「ついで感」がNG

結婚内祝いをついうっかり遅らせてしまったあなた。
気付けばもうすぐお歳暮の時期。

「結婚内祝いでお返しする予定だった金額と、お歳暮の金額と合わせて、お歳暮時期に豪華な贈り物ができるなぁ〜。」なんて考えてはいけません。

結婚内祝いは、自分たちの結婚を祝福してくれたことについてのお礼。お歳暮は日頃お世話になっている方への感謝を伝える贈り物。
贈答は単なるお金や物のやりとりではなく、「感謝の気持ち」で成り立っている心の交流ですので、他の「ついで」にとられるような贈り方はするべきではありません。

結婚内祝い。遅れずにお贈りするのがもちろんベストですが、つい遅くなってしまった場合に役立つ情報をお届けしました。
末永く幸せな結婚生活が続くことをお祈りしています。

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この記事を書いた人
ハーモニック編集部

「人と人の間に立ち、思いやりや感謝の気持ちをつなぐ。」というミッションの下、ギフトを贈る時に役立つ便利な情報を発信しています。
記事の内容は、20年以上、お客様のギフトに関する質問にお答えしてきた専門スタッフが監修しています。ぜひ、贈り物の参考にしてみてください。

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