出産内祝いを用意したけれど、マナーに自信がないという方もいるのではないでしょうか。そんなお悩みは、正しい渡し方を知ることで解決できます。この記事では、出産内祝いを渡す方法と渡し方の違いをそれぞれご紹介します。
【手渡しの場合】出産内祝いの渡し方のマナー
出産内祝いを手渡しする場合は、相手のご自宅を訪問することを考えてプランを立てるとスムーズです。品物を渡すときにも配慮すべきポイントがあるので、ひとつずつしっかりと確認していきましょう。
事前に訪問のアポイントメントを取る
出産内祝いを手渡しする際は相手の予定を確認し、相手の都合に合わせて日程を決めましょう。休日に訪問する場合は特に、ご家族の在宅にも配慮して予定を組むと安心です。
個人宅へ早く着きすぎるのはNG
実際に訪問する際は時間ぴったりか、やや遅れるくらいに到着するよう調整しましょう。あまりに早いと、まだ準備ができていない可能性があります。急かすようになっては失礼なので、約束の時間より前には訪問しないようにしましょう。
手提げ袋に入れて持参する
内祝いを持参するときは手提げ袋や風呂敷などを用意します。むき出しで持ち運んだものを手渡すのは失礼な行為といえます。道中で品物が汚れたり、のしが破れたりすることも防げるでしょう。
手渡すときは袋から出す
内祝いは袋から出し、包装紙に包まれた状態で渡すのがマナーです。持ち運んでいる間に袋が汚れたり、ホコリが付いたりしていることも考えられます。きちんと袋から出し、内祝いを渡した後の紙袋は持ち帰るのを忘れないようにしましょう。
手渡しの場合は「外のし」
「外のし」とは包装紙の上からのしをかけたものです。手渡しの場合は、訪問した時、向きがわかりやすいように「外のし」を用います。のしが汚れたり破れたりしていては失礼にあたるので、持ち運びは慎重に行いましょう。
渡すときはのしの向きに注意
品物を渡すときはのしの向きに気を付けましょう。袋から出した流れでそのまま渡すのではなく、一度自分の手元で持ち直します。品物の向きを相手に向けてから、両手で丁寧に渡すのが正解です。テーブルの上で向きを直しても失礼にはあたりません。
【郵送の場合】出産内祝いの渡し方のマナー
郵送の場合は、実際に顔を見て渡せないからこその細やかな気遣いが必要です。受け取る相手のことを考えて郵送の手配を進めましょう。今後の良好なお付き合いのためにも、しっかりとマナーを覚えておくのがおすすめです。
遠方の方には郵送がおすすめ
遠方に住んでいる方に出産内祝いを渡す際は、郵送するのがおすすめです。長い時間をかけて訪問すると、相手に気を遣わせてしまうこともあります。受け取った相手が負担を感じないよう、渡し方にも気遣いをするとよいでしょう。
相手に合わせて時間帯指定を使う
相手が自宅にいる時間帯がわかるのであれば、時間帯指定を使って郵送しましょう。再配達になると手間をかけてしまうので、配達時間への配慮も大切です。連絡先を知っている場合は事前に在宅時間を確認するとよいでしょう。
手紙などで感謝の言葉を添える
郵送の場合は手紙やメッセージカードなどで一言添えましょう。お店によってはメッセージカードを添付できるサービスもあります。感謝の言葉に加え、改めて赤ちゃんの名前や性別、近況などを書いておくのがおすすめです。
日持ちのしないものは避ける
出産内祝いに食べ物を選ぶ際は、日持ちのしないものを避けましょう。相手がすぐに食べてくれるとは限りませんし、郵送にも数日かかります。賞味期限が切れてしまっては失礼なうえ、あまりよくない印象を与えてしまうでしょう。
郵送の場合は「内のし」
「内のし」は品物にのしをかけ、上から包装紙で包みます。本来は「幸せのお裾分け」という意味合いを持つ内祝いは、主張が控えめな「内のし」が基本です。郵送中に大切なのしが汚れたり破れたりすることも予防できます。
まとめ
出産内祝いを贈るときはマナーを守るだけでなく、相手への感謝を込めて丁寧に渡しましょう。何にしようか迷った際は、カタログギフトがおすすめです。
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