出産内祝いを贈る対象は、出産祝いをいただいた人
出産内祝いは、以前は無事な出産を知らせる品として、身近な人やお世話になっている人たち全員に贈っていました。しかし現在では、出産祝いに対するお返しという考え方が普及し、出産祝いをいただいた方へのお礼として贈るようになりました。これは、地域によって違いはありますが、基本は出産祝いをいただいた方へのお返しと考えて、親戚や友人、職場の方に贈ればいいでしょう。
結婚式で仲人を務めていただいた方から、出産祝いをいただいた場合は、正式には出産内祝いを夫婦で持参しますが、遠方の場合などは配送でもかまいません。その場合は、出産内祝いの品物にお礼状を添えましょう。
ご近所の方から出産祝いをいただいた場合は、各家庭に出産内祝いを持参してもかまいませんが、女性は産後なのであまり無理をせずに、当サイトなどのギフト専門店からの配送が便利です。カタログギフトは、贈り先様が選べる出産内祝いとして近年特に人気が高まっています。
実家のご両親から出産祝いをいただいた場合も、他の方と同じように出産内祝いを贈ります。その場合は、ご両親の好みの品物とともに、赤ちゃんの写真やアルバムを贈ってあげましょう。お孫さんの可愛い写真は、ご両親にとっては何よりの贈り物です。逆に、赤ちゃんの写真入りのグッズなどは、両親だけにとどめておいた方がいいでしょう。
出産後はバタバタします。お祝いをいただける方があらかじめ想定できる場合は、名前や住所、電話番号の一覧を妊娠中に用意しておくとスムーズに贈ることができます。出産後に、いただいた出産祝いの金額をメモして、出産内祝いの品物、贈った日付もチェックして、贈り忘れのないように気を付けましょう。もし贈り先様が喪中の場合でも、出産祝いは通常通りに贈っても失礼にはあたりません。
贈り先様の家庭環境に合わせて、「出産内祝い」を贈りましょう
出産内祝いを贈るときは、贈り先様に合わせて品物を決めることも大切です。
上司や恩師などの目上の方や、これからもずっとお世話になる目上の親戚には、それぞれに合わせた気の利いた出産内祝いを贈ることで、夫婦の印象度をアップさせることができます。
贈り先様が年配の方なら、派手な日用品などは完全にミスマッチ。好みに合わないということにもなりかねません。同じように年配の一人暮らしの方に、ティーカップやお皿のセットを贈っても、結局利用されない可能性が高く、せっかくの出産内祝いなのに、贈り先であまり喜んでいただけないことも考えられます。
親戚でも、家庭環境や生活環境に見合った品物を選ぶのはなかなか難しい面があります。上司などはなおさらです。品物選びに迷うようなら、贈り先様が品物を選べるカタログギフトを選ぶのもいいでしょう。