出産内祝いで喜ばれるギフトとは?失敗しない選び方や贈り方マナーを紹介

出産内祝い

出産内祝いは出産のお祝いをくださった方に感謝の気持ちを込めて贈るお返しのギフトです。出産内祝いは様々なアイテムがあり何を選べばよいか悩むという方もいるのではないでしょうか。また出産内祝いを贈るときのマナーについて不安に感じている方も少なくないでしょう。そこでこの記事では、出産内祝いのギフト選びのポイントや贈り方のマナーをご紹介します。定番のギフトや迷った際におすすめのカタログギフトもあわせてご紹介しますので、相手に感謝の気持ちをきちんと伝えるためにもぜひ参考にしてください。

出産内祝いに贈るギフト選びのポイント

出産内祝いに贈るギフト選びのポイント

出産内祝いはギフトを受け取った方に喜ばれるものを選びましょう。相手が喜ぶものがわからないときは、消えものや定番ギフトから選ぶというのもひとつの手です。ただし、相手が喜びそうでも縁起が悪いとして避けるべきアイテムには注意が必要です。

ここでは、出産内祝いのギフトを選ぶときのポイント5つご紹介します。これらを参考にして相手に喜んでもらえる出産内祝いを選びましょう。

【ポイント①】相手の趣味や好みに合わせたものにする

出産内祝いのギフトはおしゃれなだけでなく、相手の趣味や好みに合わせて選ぶことが大切です。センスがよいギフトを贈っても、好みでなければ使用していただけないかもしれません。相手が好きなものを考えて選ぶと喜ばれやすいでしょう。

相手の年齢や好きなブランドを考慮したアイテムを選ぶという方法もあります。インテリア系の小物は長く使うことも考えて、流行りものよりも定番のデザインがおすすめです。

【ポイント②】好みがあまりわからない場合は消えものにする

普段からあまり交流がなく、相手の好みがわからない場合は消えものを選ぶとよいでしょう。「消えもの」とは食べものや飲みもののほか、洗剤やタオルといった消耗品のことを指します。使うとなくなるため置き場所や処分に困りにくく、相手に喜ばれやすいでしょう。

食べものを贈るときは消費期限や賞味期限を確認することが大切です。宅配便などを利用してお送りする場合、受け取りが遅れると期限が過ぎてしまうことも考えられます。遠方の方に贈るときは日もちするものを選びましょう。

【ポイント③】定番のギフトから検討してみる

ギフト選びに迷った際は、スイーツやタオルといった定番のギフトから検討してみるのもおすすめです。気軽に消費できて実用的なため人気が高く、受け取った方に喜ばれやすいでしょう。

有志一同として職場の複数の方に出産祝いをいただいた場合には、複数人でわけられる個包装のスイーツを贈るのもおすすめです。味や種類が異なるものを詰め合わせたアラカルトであれば、嗜好が違ってもより多くの方に食べてもらえます。

子どものいるご家庭にタオルを贈るのであれば、肌に優しいオーガニックコットンの素材を選ぶと喜ばれやすいでしょう。

【ポイント④】写真入りギフトは親しい親族だけにする

赤ちゃんの写真入りギフトは両親や祖父母といった親しい間柄だけに留め、友人やあまり交流のない親族は避けたほうが無難です。結婚、出産に関しては人によって価値観が違うため、写真入りのギフトが喜ばれないこともあります。

赤ちゃんの誕生を報告するということであれば、写真入りギフトではなくメッセージカードに写真を載せるのもおすすめです。感謝の気持ちを文章で伝えやすく、相手との関係に応じて写真や文面を変えられます。

【ポイント⑤】縁起が悪いものは避ける

出産内祝いでは、縁起が悪いことをイメージするギフトは避けましょう。たとえばナイフやハサミ、カッターといった刃物は「縁を切る」として縁起が悪いとされています。櫛(くし)は「苦しむこと」や「死ぬこと」を連想するため避けたほうが無難です。4は「死」、9は「苦」と考えられることからギフトを選ぶときは個数にも気を付けましょう。また弔事の贈りものと慶事の贈りものの違いにも注意が必要です。塩や日本茶は弔事の贈りものとしてよく用いるため、出産内祝いには向いていません。

出産内祝いのマナー違反の例

出産内祝いのマナー違反の例

出産内祝いは贈る品物を考えることも大切ですが、贈る際のマナーを守ることも重要です。出産内祝いのマナーを守らないと感謝の気持ちが伝わらないばかりか、人によっては失礼だと感じる方もいるかもしれません。

ここでは出産内祝いでのマナー違反の例をご紹介します。出産祝いをくださった方とは今後も交流を続けることも多いので、良好な関係を守るためにもマナーに反した贈り方をしないように注意しましょう。

【マナー違反の例①】お返しとして高過ぎる・安過ぎる

出産内祝いにまつわるマナー違反のひとつとして、相場から大きく外れた金額のギフトを贈ることが挙げられます。「安過ぎると失礼なのではないか」といただいた出産祝いの金額よりも高額なギフトを贈ると相手を恐縮させてしまうこともありますし、「お祝いは不要です」という意味に捉えられてしまうことも考えられます。
反対に出産内祝いに対して安過ぎるギフトも失礼にあたります。お祝いに対するお返しの相場を守りつつ、相手に喜んでもらえるギフト選びを心がけましょう。

【マナー違反の例②】お礼状を添えない

出産内祝いでは、お礼状を添えずにギフトだけを贈るのはマナー違反です。ギフトだけが届いてお礼状がないと感謝の気持ちが伝わりにくく、相手によっては不快に思うかもしれません。お祝いをいただいたときにお礼を伝えていたとしてもギフトを贈るときはお礼状を書き、あらためて謝意を伝えるようにしましょう。

出産祝いが「有志一同」となっているなど、連名でお祝いをいただいた場合は個別にお礼状を書かなくても構いません。直接会ったときや電話などでお礼を伝えるとよいでしょう。

【マナー違反の例③】のし紙や包装がない

一般的に出産内祝いにはのし紙や包装紙を付けてもらいます。ギフトだけを贈ると何に対しての贈りものかわからず、相手を困らせることがあるので注意が必要です。たとえ親しい相手であっても贈答品の作法を守りましょう。

のし紙を付けていても、水引の選び方を間違えたり表書きに誤字や脱字があったりすると失礼にあたります。水引は出産内祝いに適したものを選び、表書きも正しく書きましょう。

【マナー違反の例④】お返しを贈るのが遅い

返しを贈るのが遅過ぎるのもマナー違反になります。時間が経ちすぎてからギフトが届くと感謝の気持ちが伝わらないばかりか「もしかして忘れていたのではないか」と不快に思うかもしれません。

内祝いのギフトを相手に合わせて選びお礼状も作成するとなると、思ったより時間がかかることもあります。出産前からギフトの候補を考えておいたり、お祝いをいただいた方とお祝いの内容を記載したリストを作成したりして贈るのが遅くならないように準備しておきましょう。

出産内祝いを贈るときのマナー

出産内祝いを贈るときのマナー

出産内祝いを贈るときは目安となる金額の範囲内でギフトを選び、のし紙を付けて贈るのがマナーです。産後は何かと忙しいことも多いため、贈るタイミングを忘れないように注意しましょう。また、相手が喪中の場合は贈る時期にも配慮が必要です。ここからは、お返しの金額やのし紙の正しいマナー、贈る時期の目安について解説していきます。

お返しの金額は半返しが基本

お返しの金額は「半返し」といって、いただいた出産祝いの2分の1が目安です。たとえば1万円のお祝いをいただいたら5,000円程度のギフトをお渡ししましょう。

ただし、5万円や10万円の高額な出産祝いに対しては3分の1程度のお返しでも問題ありません。半返しだからと10万円のお祝いに5万円のギフトを贈ると高過ぎてかえって失礼にあたる場合もあります。目上の方や親戚の方から高額なお祝いをいただいたときは配偶者や両親とも話し合ってお返しの金額を決めるとよいでしょう。

のし紙を付ける

内祝いのギフトにはのし紙を付け、表書きを正しく記入しましょう。水引は紅白の蝶結びを選びます。蝶結びは端を引くと結び目がとけ、繰り返し結び直せることから何度あってもめでたいお祝いに使用します。表書きは「出産内祝い」もしくは「内祝」とし、水引の下には命名報告を兼ねて赤ちゃんの名前を書きます。

複数の読み方が考えられる場合や難しい漢字を使用している場合は名前の横にふりがなをふると丁寧です。

贈るタイミングは受け取ってから1〜2ヵ月以内

内祝いを贈るタイミングは出産祝いを受け取ってから1~2ヵ月以内が目安です。一般的には生後1ヵ月後ごろのお宮参りの時期に合わせて贈ります。産後忙しかったり体調が悪かったりして生後1ヵ月というタイミングに間に合わないときは、2ヵ月以内には贈るよう心がけましょう。

相手が喪中の場合は四十九日を過ぎてから贈ります。内祝いはお礼の気持ちを伝えるギフトのため、喪中に贈っても失礼にはあたらないとされていますが、相手の状況を考えて四十九日を過ぎて落ち着いたころを目安に贈るとよいでしょう。

手渡しで出産内祝いを贈る場合のマナー

手渡しで出産内祝いを贈る場合のマナー

出産内祝いを贈るときは、直接会って手渡しをするか宅配便などを利用します。多忙なときや遠方にお住まいの方には宅配便などでお送りしてもマナー違反ではありません。

しかし中には直接会って感謝の気持ちを伝えたいという方もいるのではないでしょうか。先方の自宅に伺い、直接手渡しする場合は訪問のマナーを守って迷惑をかけない気遣いが必要です。ここでは手渡しで出産祝いを贈るときのマナーについて解説します。

事前にアポを取っておく

自宅に訪問して出産内祝いを手渡しする場合は、前もって先方が在宅していることを確認しておきましょう。電話やメールで訪問日時を相談し、事前にアポイントを取ってから訪問します。

訪問時刻をこちらが提案する場合は、なるべく忙しくない時間帯にしましょう。昼食時や夕食時、早朝や夜遅い時間帯にアポイントを取らない配慮も必要です。当日や直前に連絡をすることは避け、できれば1週間前までに訪問したい旨を伝えておきましょう。

約束した時間を守る

約束した時間を守り、大幅に遅過ぎたり早過ぎたりしないように気を付けましょう。約束の時間どおり、もしくは数分遅めに訪問するのがマナーです。先方はほかにも予定が入っていることもあるため、約束した時間より遅過ぎると迷惑をかけるかもしれません。反対に早過ぎると迎える準備が整っておらず困らせることがあります。

約束の時間どおりに到着するときでも、訪問する前に「今から伺います」と一言連絡を入れると親切です。

出産内祝いを贈るのが遅れる場合の対策

出産内祝いを贈るのが遅れる場合の対策

出産内祝いを贈るのが遅れてしまうときは、相手に遅れることをお詫びしてからギフトを贈りましょう。相手に電話をして、「お祝いをいただいたことに対するお礼」「後日改めて内祝いを贈ること」「贈るのが遅れることのお詫び」を伝えます。

内祝いに添えるお礼状にも、出産祝いの感謝の気持ちとともに遅くなったお詫びを一言書いておきましょう。お礼状は手書きで作成すると気持ちが伝わりやすいでしょう。

まとめ

まとめ

出産内祝いは相手の年齢や好みに合ったものを選ぶとよいでしょう。相手の好みがわからないときは定番のギフトから検討するのもおすすめです。また感謝の気持ちをきちんと伝えるためにも、ギフトの金額やのし紙の選び方、贈る時期などといった出産内祝いを贈る際のマナーを守ることが大切です。

ギフト選びに悩んだときは今回ご紹介したおすすめギフトを参考に選ぶほか、相手が好きなものを選べるカタログギフトにするという方法もあります。ハーモニックでは用途や金額別に豊富なカタログを取り揃えております。出産内祝い選びにお困りのときは、ぜひハーモニックのカタログギフトをご利用ください。

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この記事を書いた人
ハーモニック編集部

「人と人の間に立ち、思いやりや感謝の気持ちをつなぐ。」というミッションの下、ギフトを贈る時に役立つ便利な情報を発信しています。
記事の内容は、20年以上、お客様のギフトに関する質問にお答えしてきた専門スタッフが監修しています。ぜひ、贈り物の参考にしてみてください。

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