【例文10選】出産内祝い(お返し)を贈る際はメッセージカードで感謝を伝えよう!

出産内祝い

子どもが生まれると親戚、友人、仕事関係の方からさまざまなお祝いやメッセージをいただくことがあります。そうしたとき、「出産内祝い」として、メッセージカードを添えて品物を贈るのがマナーです。

しかし、自分と相手との関係性によって、どのようなメッセージを書いたらよいのか分からないという方もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、出産内祝いのメッセージカードに記入する例文10選を紹介します。相手別にどのような文章を書けばよいのか分かるので、お祝いをいただいた方全員へのメッセージが書けます。ぜひチェックしてみましょう。

親戚・友人・仕事先別!出産内祝いに使えるメッセージ例文10選

親戚・友人・仕事先別!出産内祝いに使えるメッセージ例文10選

出産内祝いに添えるメッセージカードは、出産祝いをいただいたことへの感謝や出産したことの喜び、子どもの名前の報告などを書きます。しかし、自分と相手との関係性によって、メッセージカードに書く内容や雰囲気などが変わります。

親戚、友人、仕事先別で出産内祝いに使えるメッセージの例文10選をまとめました。どのメッセージも感謝の気持ちが伝わる例文なので、ぜひご利用ください。

兄弟姉妹へのメッセージ文例

兄弟姉妹へのメッセージの場合は、丁寧すぎず、普段どおりの柔らかな雰囲気で書くことをおすすめします。

「先日は、出産祝いにかわいい〇〇を贈ってくれてありがとう。子どもの名前は、〇〇になってほしいという思いを込めて、○○としました。

忙しくて大変だけど、母子ともに健康で毎日の育児も楽しくしています。落ち着いたら〇〇を連れて遊びに行くので、そのときはよろしくお願いします。」

「この間は、出産祝いに〇〇を贈ってくれてありがとう。子どもの名前は○○と命名しました。とても元気でやんちゃな男の子です。

毎日育児で大変ですが、母子ともに健康で楽しく育児をしています。近くに立ち寄った際は、ぜひ○○を抱っこしてね。落ち着いたら、こちらからもうかがうので、その際にはよろしくお願いします。」

いとこへのメッセージ文例

いとこの場合は、兄弟姉妹と同じような雰囲気で、柔らかくカジュアルな文章を書くとよいでしょう。

「先日は○○を贈ってくれてありがとう。とてもかわいいので、早速使わせてもらっています。子どもの名前は、〇〇にあやかって○○と命名しました。

おしとやかでかわいらしい女の子です。近くに寄った際は、ぜひ顔を見に来てね。今後とも、〇〇一家をよろしくお願いします。」

「この度は、かわいらしい○○を贈ってくれてどうもありがとう。〇月〇日、おかげさまで元気な男の子が誕生しました。子どもの名前は、○○に命名したよ。

育児で忙しく、毎日があっという間に過ぎていきますが、お兄ちゃんになった○○が手伝ってくれて助かっています。

お正月には帰省する予定なので、そのときお会いしましょう。前よりも賑やかになると思うけど、よろしくお願いします。」

おじ・おばへのメッセージ文例

おじやおばへ宛てたメッセージは、堅苦しすぎず、かつ丁寧な文章を書きましょう。以下の例文のような文章が喜ばれます。

「若草がもえたち、春も深まってまいりました。この度は、素敵な〇〇をいただき、ありがとうございました。早速使わせていただき、毎日大活躍をしています。

〇月〇日に生まれました息子は、○○という意味を込めまして、○○と命名をいたしました。おかげさまで、母子ともども健やかに過ごしています。ささやかながら内祝いを贈らせていただきましたので、お納めくださいませ。」

「桃の節句も過ぎ、すっかり春めいてまいりました。この度は、長男の誕生にあたり、過分なお祝いをいただき、誠にありがとうございました。

子どもの名は、夫と私の名前から一文字ずつとって○○と命名しました。生まれたときは〇〇グラムでしたが今では〇〇グラムまで成長しており、おかげさまで、母子ともども毎日健康に過ごしています。さて、本日は心ばかりの品を贈らせていただきました。ご利用いただけたらうれしいです。」

会社の同僚へのメッセージ文例

会社の同僚であれば、あまり堅苦しくない雰囲気のメッセージでも問題はありませんが、「です・ます」調を使用するのがおすすめです。育児休暇中の場合は、最後に気遣いへの感謝の一文を入れましょう。

「先日は、皆さまからお祝いをいただき、ありがとうございました。〇月〇日に生まれ、〇〇と命名をしました。おかげさまで、母子ともども健やかに過ごしております。

ささやかですが、心ばかりの品を贈らせていただきました。しばらくは育児休暇のために皆様にはご面倒をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。」

「この度は、皆さまからお祝いをいただき、ほんとうにありがとうございました。〇月〇日 〇〇グラムの女の子が誕生し、名前は〇〇と名付けました。写真を同封させていただきます。

おかげさまで母子ともに日々健やかに過ごしております。本日は、ささやかな品を贈らせていただきました。お近くにお越しでしたら、ぜひお立ち寄りください。」

会社の部下へのメッセージ文例

会社の部下の場合、基本的には同僚と同じ雰囲気の文章で大丈夫です。あまり堅苦しすぎると距離感を感じるため、適度な丁寧さで書くとよいでしょう。

「この度は、かわいいおもちゃをいただきありがとうございました。〇月〇日に誕生し、〇〇と命名しました。元気いっぱいの男の子です。

毎日よく寝て、ミルクを飲んで健やかに成長しています。つきましては、ささやかですが心ばかりの品を贈らせていただきました。お近くにお寄りの際は、ぜひお立ち寄りください。」

「先日は、長男の誕生に際し、お祝いをいただきありがとうございました。〇月〇日に無事誕生し、〇〇との願いを込めて○○と命名しました。元気な男の子です。

生まれたときは〇〇グラムでしたが、今では〇〇グラムになり、スクスクと成長しております。ささやかではありますが、心ばかりの品を別便で贈らせていただきました。しばらくは育児休暇でご面倒をおかけしますが、復帰後はどうぞよろしくお願いいたします。」

会社の上司へのメッセージ文例

会社の上司の場合は、同僚や部下よりも丁寧な文章を用いたお礼状にしましょう。冒頭に時候の挨拶を入れると、より丁寧さが伝わります。なお、育児休暇を取得している場合は、最後に休暇中の気遣いへの感謝を伝えるようにします。

「晩夏の候、○○様におかれましては、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。先日は長女の誕生にあたり、お祝いの品をいただき誠にありがとうございました。

すぐに娘の愛用品となり、夫婦ともども喜んでおります。名前は、〇〇にちなんで○○と名付けました。

おかげさまで、母子ともに毎日を健やかに過ごしております。心ばかりではございますが、お礼の品をお贈りいたしますので、お納めいただきたく存じます。育児休暇をとらせていただくことで、面倒をおかけして恐縮ですが、何卒よろしくお願いいたします。」

友人へのメッセージ文例

友人へ宛てたメッセージの場合は、堅苦しくなくフランクな雰囲気で書いても問題ありません。ただし、大人のマナーに則ることが重要です。以下の例文を参考にしましょう。

「先日は、かわいらしいスタイをいただき、ありがとうございました。あと数か月ほどするとたくさん使うようになると思うので今から楽しみです。

〇月〇日に誕生した息子は、もう〇か月となりました。おかげさまで、母子ともに日々、健やかに過ごしています。

ささやかではありますが、お礼の品を贈らせていただきましたので、ご笑納ください。お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りくださいね。」

「先日は、かわいいベビードレスをどうもありがとう。〇月〇日に誕生した息子も、もう〇か月です。すくすくと成長し、私も母親業になれてきました。

お礼の品を贈らせていただきましたので、ご笑納ください。落ち着いたら、ぜひ息子の顔を見に遊びにいらしてください。」

内祝いが遅れた際のメッセージ文例

子どもが生まれてすぐの時期は、何かと忙しくて出産内祝いの準備をするのが大変なこともあります。もし出産内祝いが遅れた場合は、遅れたことのお詫びと感謝の気持ちを表現しましょう。親しい方へ向けたメッセージ文例は以下の通りです。

「この度は心のこもったお祝いをいただき有難うございました。
本来ならばすぐにお礼を申し上げるべきところ、遅くなり誠に申し訳ありません。
今後とも家族一同よろしくお願い申し上げます。」

続いても親しい方へ向けたメッセージですが、母子の状況などを取り入れています。

「この度は、長男の誕生に際し、過分なお祝いをいただきありがとうございました。本来であればすぐにお礼を申し上げるべきところでしたが、新生活の慌ただしさによって不本意ながら遅くなってしまったこと、心よりお詫び申し上げます。

〇〇もすでに〇か月となり、おかげさまで母子ともに健康に日々を過ごしております。本来であれば、ごあいさつに伺うべきところ、お礼の品にて内祝いとさせていただきます。今後とも、家族一同よろしくお願い申し上げます。」

次に、会社関係や目上の方へのメッセージです。

「拝啓 このところ寒い日が続きますが、〇〇様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。

この度は、〇〇(赤ちゃんの名前)の誕生に際しご丁重なお祝いの品をお贈り頂きましたものの、御礼を申し上げるのが遅くなりまして大変申し訳ございません。

寒さ厳しくなる折から、ご自愛専一にお過ごしくださいますようお祈り申し上げます。
まずは略儀ながら書面をもちまして御礼申し上げます。」

2人目以降の子どもが生まれた際のメッセージ文例

2人目以降の子どもが生まれた場合は、「この度も」という一文を付けることで、前回のお礼も兼ねて2人目のお礼を伝えられます。基本的な文面は同じですが、どこかに「2人目」というニュアンスの文章を取り入れましょう。

「この度も、次女の誕生に際してお心遣いをいただき、誠にありがとうございました。〇月〇日に誕生し、〇〇にちなんで○○と名付けました。

毎日忙しくしていますが、長女がすっかりお姉さんとなり、育児のお手伝いをしてくれて助かっています。おかげさまで、母子ともに健康に過ごしております。

ささやかながら、内祝いを贈らせていただきましたので、ご使用いただけるとうれしいです。季節の変わり目ですので、どうぞお風邪など召されませんようにご自愛ください。」

写真入りのメッセージを贈る際の文例

出産内祝いのメッセージに写真を同封すると、よりいっそう近況が伝わるメッセージカードができあがります。写真を取り込んだ紙面のメッセージカードのテンプレートもあります。よりオリジナリティを出したい場合には利用するのがおすすめです。

写真を同封する場合は、「写真を同封する」旨の言葉を添えましょう。基本的な文章は、ほかのケースと同様です。では、例文を見てみましょう。

「先日は、お心遣いをいただき、誠にありがとうございました。誕生したときは〇〇グラムであった娘も、今では〇〇グラムまで成長しました。写真を同封しましたので、ご覧いただけるとうれしいです。

おかげさまで、母子ともに健やかな日々を過ごしております。ささやかではございますが、感謝の気持ちを送らせていただきました。お近くにお越しの際は、ぜひ娘の顔を見にお立ち寄りください。」

出産内祝いのメッセージの例文を活かすための方法

出産内祝いのメッセージの例文を活かすための方法

例文10選を紹介してきましたが、「〇〇」に子どもの名前や生年月日などを入れれば、そのまま利用できるメッセージです。

より相手に適した文面のメッセージカードにするためには、例文を少しアレンジして送るのもひとつの手といえるでしょう。ここでは、出産内祝いのメッセージの例文を活かすための方法を詳しく解説していきます。

メッセージの例文に自分の情報を入れ込んでみよう

例文を見たら、まずはメッセージを実際に書いてみましょう。すべての例文に「〇〇」という文字が入っています。この中には、自分の子どもの「名前」「体重」「生年月日」「相手の名前」「名前の由来」などが入ります。

「〇〇」に自分の情報を埋めていくことで、自分だけのオリジナルのメッセージカードが完成します。そのままでも十分、相手に送れますが、よりオリジナリティを出したいのであれば、文面を少しずつ修正してみるのもおすすめです。

複数の人への場合は立場が上の人へ合わせて文面をつくる

今回紹介した例文は、いとこやおじ、会社の同僚や上司と関係性に分けて作成しています。しかし実際は、いとことおじが一緒に住んでいる家に送ったり、会社の同僚と上司が在籍する課に送ったりするかもしれません。

関係性が異なる複数の方に、1枚のメッセージカードを送る場合は、立場が上の人に合わせた文面にすることが重要です。会社の同僚と上司が在籍する課に1枚のメッセージカードを送る場合、同僚宛の柔らかな文面だと、上司に失礼にあたるので注意しましょう。

時候の挨拶などの使い方を学ぶこと

メッセージカードを会社の上司やおじなどの目上の方へ送る場合、「時候の挨拶」があると文面にさらに磨きがかかります。

時候の挨拶は、1月~12月までさまざまな文面があり、時期に応じて臨機応変に使い分けることが重要です。1月を例にすると、以下のような時候の挨拶があります。

・新春の候
新春は「新年」を意味するので、新年の挨拶に使います。

・寒冷の候
その名のとおり、冷たい季節のことを指す挨拶です。12月~1月全般で使います。

・厳冬の候
冬の寒さが厳しいころという意味で、「大寒」の1月20日前後1か月で使用します。

上記の時候の挨拶を使用すると、「新春の候 寒さが肌を刺す日々が続いておりますが、お変わりなくお過ごしでしょうか」という文章が完成します。時候の挨拶をどのように使えばよいかを学び、相手を気遣うメッセージカードを送りましょう。

まとめ

まとめ

出産内祝いに添付するメッセージカードは、自分たちの状況や子どもの情報、気遣いへの感謝などを伝える大切なものです。自分と相手との関係性によって、文章の雰囲気や内容などが異なります。相手のことを考えて、最大限の感謝の気持ちを伝えることが重要です。

今回紹介した相手別の例文は、どれもそのまま利用できます。しかし、文章や時候の挨拶を少し変えるだけで、オリジナリティのあるメッセージになるのでぜひ試してみましょう。

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この記事を書いた人
ハーモニック編集部

「人と人の間に立ち、思いやりや感謝の気持ちをつなぐ。」というミッションの下、ギフトを贈る時に役立つ便利な情報を発信しています。
記事の内容は、20年以上、お客様のギフトに関する質問にお答えしてきた専門スタッフが監修しています。ぜひ、贈り物の参考にしてみてください。

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