結びきりとは
結びきりとは本結び・真結び・固結びとも呼ばれており「一度きりで繰り返さない」事に使用される結びです。 固く結ばれてほどけないことから転じて、何度もあるべきでは無い事柄にはこの水引を使用します。
結びきりに込められた意味
結びきりは例えば結婚式や弔事、快気祝いの際に使用されています。 お祝い事では「赤と白」の紐が交わり、基本である5本結びが使われるのが一般的です。
婚礼関係では「赤と白」の結びや「赤と金」の水引を良く見かけないでしょうか。 特に引き出物では、この結び目のように両家が固く結ばれることを意味します。 固結びと呼ばれる所以がここにあります。 この場合、基本の5本結びの倍である十本結びが多く使用されております。 この理由は5本の指を両家で重ねる縁起の良い意味合いがあります。
2度起こらないことを願います
同様に、快気祝いや退院祝いも一度きりであるべきとの意味から結びきりが使用されます。
香典も二度と起こらないよう願いを込めてこの水引を使います。このように弔事である通夜や法事には「白と黒」「黄と白」「藍と白」の色の結び目が用いられます。 この結び紐をよく見ると、5本の紐が絡んだ結びが基本となっております。 より丁寧な品や大きめの包み紙の場合には7本結びのものを使用することもあります。
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