社葬の香典・香典返しについて|マナーと気をつけるべき注意点

香典返し・法要・法事

※地域・慣習・宗派により一部異なる場合がございます。ご了承ください。

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社葬とは

社葬とは、会社に特に大きな功績のあった方が亡くなられたときに、会社を挙げて行う葬儀で、一般の葬儀では施主はご遺族であるのに対し、社葬は故人の属していた企業になります。

故人が複数の会社や団体に関係している場合で、企業グループのときは「グループ葬」、複数の会社が一緒に行うときは「合同葬」、団体のときは「団体葬」、協会のときは「協会葬」等と称するケースもあります。

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社葬での香典についての注意事項

一般の葬儀の香典は、社会通念上妥当であれば金額にかかわらず、個人の所得や相続・贈与対象になりません。ですが社葬の場合、香典を会社が収受したときは、法人税法上、雑収入として益金算入されます。

そのため、「香典辞退」を社葬案内などで事前に告知し、その場合は社葬やお別れの会で香典を受領することはありません。

会葬御礼や式場にかかる費用、飲食代など「社葬の費用」は法人の経費として認められています。

喪家と会社の合同葬の場合

喪家との合同葬の場合は遺族の意向に従います。
香典は弔意の意を表し、葬儀の際にご遺族に渡されるものですが社葬においても香典は同様にご遺族に渡されます。そのため香典返しについてもご遺族が行います。

社葬は幅広い年代の方がいらっしゃいますので、どの年代の方にも贈れるカタログギフトを香典返しに利用するケースが増えているようです。

会社の方から香典をいただいた場合

会社の方から香典をいただいた場合は、贈り主様が
・会社(法人)
・社員の有志の方々からの連名
・勤務先の個人の方

などによってお返しの内容が変わります。

法人名義の場合

経費(福利厚生費)として扱われている場合は、香典返しは特に必要ありません。ただ、忌引きで職場に迷惑をかけてしまった場合などは、香典は別として、ちょっとした差し入れなどの気遣いがあると良いでしょう。

複数の社員から、連名で「社員一同」「社員有志」などで香典をいただいた場合

特に大きな額でなければ、忌引き後の出社時に、全員で分けられる菓子折などで、お返しするケースが多いようです。

勤務先の方(個人的)の場合

勤務先の方で、個人的に香典を用意してご列席くださった方は、故人との「個人的なお付き合い」のためにいらっしゃったことになります。会社の代表を兼ねていらっしゃることもありますが、会社名義の香典と別に個人名義の香典をいただいたのであれば、他の弔問客と同じように香典返しを用意しましょう。

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この記事を書いた人
ハーモニック編集部

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記事の内容は、20年以上、お客様のギフトに関する質問にお答えしてきた専門スタッフが監修しています。ぜひ、贈り物の参考にしてみてください。

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