商品券は贈り物として利用されることも多いため、今までにお祝いごとで商品券をいただいた経験があるという方もいるでしょう。しかし、結婚内祝いとして商品券を贈ってよいかどうか悩んでいるという方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、商品券を結婚内祝いとして贈ることのメリットやデメリットや贈る際の注意点についてご紹介します。相手に喜んでもらえるおすすめのギフトについてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
結婚内祝いに商品券を贈るメリット
結婚内祝いは結婚祝いを贈ってくださった方へのお返しです。結婚という人生の大きな節目を祝福してくれた方にお返しとして贈る品として、使い勝手のよい商品券を選びたいと考える方も多いでしょう。ここでは結婚内祝いとして商品券を選ぶ2つのメリットをご紹介します。
実用性がある
商品券は実用性が高く、誰でも使いやすいという利点があります。種類によっては使える店舗が限られてしまいますが、全国展開する百貨店やショッピングモールで使えるものを選べば世代を問わずどのような方にも喜ばれるでしょう。
商品券はお金の代わりに使えるものです。贈った相手が欲しいと思っているアイテムを購入する際に使えるため、間接的に相手の欲しいものを贈れるでしょう。
かさばることがない
商品券はお札と変わらない大きさの薄い紙でできているので、かさばらずにすむというメリットもあります。お祝いの品によっては自宅に保管しなければならないものもあり、相手が保管するスペースに困ることもあります。商品券はすぐに使わない場合でもほとんどスペースをとらずに保管できるため、相手の負担も少ないでしょう。
お財布に入れておいてもそれほど邪魔にはなりません。財布に入れておけば利用できる店舗を訪れた際に忘れず使えるということもうれしいポイントのひとつです。
結婚内祝いに商品券を贈るデメリット
商品券はメリットもある一方、商品券をお祝いのお返しとして贈る場合にはデメリットと考えられるポイントもあります。贈る相手によっては今後のお付き合いに影響することもありますので、きちんと理解したうえで選ぶことをおすすめします。それでは、結婚内祝いに商品券を贈るデメリットについて確認していきましょう。
金額が目に見えてわかる
お菓子やタオルセットなどといったギフトの場合、贈り物の価格が一見してわかるというわけではありません。しかし商品券の場合「贈った商品券の額=金額」ですので、結婚内祝いにかけた金額が明確にわかってしまいます。この点は大きなデメリットといえるでしょう。
結婚内祝いにかける金額には相手からいただいた結婚祝いの金額に応じた相場というものがあります。相場を下回る金額の商品券を贈ってしまうと相手に不快感を与えるおそれがありますし、相場をはるかに超える金額の商品券では相手も困ってしまうでしょう。
商品券はほかのギフトとは異なり、金額が明確にわかってしまいます。相場から大きく外れない金額に相当する商品券を贈っていれば特に問題はないかもしれませんが、贈る際には商品券の金額について慎重に考えましょう。
現金を返された気にさせる
商品券は現金代わりに使えるものです。実用性の高いギフトなので喜ぶ方もいますが、「結婚祝いとして贈ったお金をそのまま返された」と不快に感じる方もいることを覚えておくとよいでしょう。
商品券を贈る場合は相手が実用性を重視するタイプなのか、「ギフトを選んでくれた」という過程を重視するタイプなのかをよく考えることをおすすめします。特に結婚祝いを贈ってくれる間柄であれば今後のお付き合いもあると思われますので、贈る際は慎重に検討しましょう。
結婚内祝いに商品券を贈るときのポイント
結婚内祝いに商品券を贈ることにはメリットもデメリットもあります。しかしいくつかのポイントに気を付けておけば相手に喜ばれる贈り物になるでしょう。それでは商品券を贈るときに注意したい5つのポイントをご紹介します。
家にあった商品券は使わない
商品券は自宅にあったものではなく、ギフト用に新しく購入したものを贈りましょう。新しいものは新札のようにきれいな状態ですが、自宅で保管していた場合は折れていたりシワがついていたりする場合があります。きれいな状態ではないものを贈ると相手が不快に感じるおそれがありますので注意しましょう。
また種類によっては有効期限が設けられているものもあります。自宅で保管していたものは期限が間近に迫っていることがありますので注意が必要です。期限が近いと急いで使わなければなりません。新しいものを購入し、相手に欲しいものをじっくり検討してもらう時間を作る配慮をしましょう。
目上の方には贈らない
商品券は現金の代わりとして使えるものなので、家計が助かるという魅力があります。ただし、相手が「家計が苦しそうに見えるのか」と感じることもあるので注意が必要です。
親しい友人や知人であれば「好きなものを選んでほしいから商品券にした」と説明できますが、目上の方やあまり親しい間柄ではない方の場合はそういうわけにもいきません。誤解を招かないよう、目上の方やそれほど親交のない方には贈らないほうが無難でしょう。
メッセージを添える
結婚内祝いとして商品券を贈る場合はメッセージカードを添えましょう。「お祝いをしてくれてありがとう」という感謝の気持ちを書いたカードが一緒にあれば、相手もお祝いをしてよかったと思ってくれるでしょう。
内祝いを手渡しする場合もメッセージカードを添えます。口頭で感謝の気持ちを伝えるだけでもよいのですが、文章で感謝の意を表すことによってよりしっかりと感謝の気持ちを伝えられるでしょう。またメッセージカードは形に残るものなので、相手にとってもよい思い出になるかもしれません。
郵送方法と包み方
商品券を郵送する場合は簡易書留で送ることをおすすめします。簡易書留は通常の配達方法とは異なり、万が一配達中に紛失してしまった場合でも5万円までであれば賠償してもらえます。また書留のなかで送料が最も割安であるという利点もあります。商品券は現金とほぼ同様に使用できるものですので、念のため補償のある郵送方法を選びましょう。
商品券が袋に入っていたり箱に入っていたりする場合は、袋や箱から出さずにそのままにしておきます。その状態で「内祝い」「氏名」といった表書きを書いたのし紙を付けて送りましょう。袋や箱に入っていなければのし袋に入れて送るのが一般的です。
商品券とお菓子を贈る場合
「内祝いの相場額分の商品券を用意したけれども、これだけではもの足りない……」と考える方もいるのではないでしょうか。この場合は商品券と一緒にお菓子を贈るとよいでしょう。
商品券と一緒にお菓子を贈る場合は、どちらか金額の高いほうにのし紙を付けて送りましょう。もう一方は袋か箱に入った状態のままで差し支えありません。
結婚内祝いには「カタログギフト」がおすすめ!
「結婚内祝いには相手が欲しいと思っているものを贈りたい」と考えている方には「カタログギフト」がおすすめです。カタログギフトにはさまざまなジャンルのギフトが多数掲載されており、相手が好きなものを選べるという大きなメリットがあります。
ここからはカタログギフトの特徴についてご紹介しましょう。結婚内祝いのギフト選びに悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
相手に金額がわからない
商品券の場合、内祝いにかけた金額が相手に明確に伝わってしまうというデメリットがあります。一方カタログギフトの場合、カタログを見ただけでははっきりとした金額はわからないようになっています。
カタログの本体に価格は掲載されていませんし、掲載されているギフトの価格も表示されていません。調べなければ金額が知られることはありませんので、安心して贈れるでしょう。
相手に合ったカタログギフトを選べる
カタログギフトは種類が豊富で、カタログ別にさまざまなジャンルのギフトを掲載しています。子育て家庭向けにおすすめのものもあれば、人気ブランドの食器や衣類が掲載されているもの、グルメ商品を中心に取り扱っているものなどさまざまです。温泉や宿泊施設の利用券が掲載されているものもありますので、世代別に選ぶのもよいでしょう。
贈る相手の家族構成や好みのジャンルなどを把握していれば、その方に合ったカタログギフトをプレゼントできます。好みがわからない場合はさまざまなジャンルのものを掲載しているカタログギフトを選ぶとよいでしょう。
相手が本当に欲しいものを選べる
相手の好みをきちんと把握していれば最適な品を贈れるかもしれませんが、好みがわからない場合はギフト選びに悩んでしまうこともあるでしょう。カタログギフトにはさまざまな商品が掲載されているため、相手が本当に欲しいと思えるものを選んでもらえます。
カタログギフトは相手に好きなものを選んでもらえるので、好みがわからなくても問題ありません。相手がそのときに欲しいと思ったものを贈れますので、どのようなときに贈ってもきっと喜んでもらえるでしょう。
モノだけではなく「体験」も贈れる
モノだけでなく「体験」も贈れるカタログギフトもあります。たとえばハーモニックのカタログギフトには、衣類や食器、家具などの商品やお肉やお菓子といったグルメ商品も豊富ですが、水族館の利用チケットや乗馬などの体験チケットも多く掲載されています。
水族館や動物園といった施設の利用チケットであればお子さんがいる家庭に喜ばれますし、屋形船やクルージングの体験チケットは目上の方にも喜ばれるでしょう。掲載されている「体験」はカタログギフトによって異なりますので、ぜひ複数のカタログギフトをチェックしてください。
結婚内祝いにおすすめのカタログギフト
カタログギフトの特徴を知ってカタログギフトを結婚内祝いとして贈りたいと考えた方もいるのではないでしょうか。ここからはハーモニックが取り扱っているカタログギフトのうち、結婚内祝いにおすすめのものを4つご紹介します。
カタログギフトは種類によって特徴が異なります。その特徴を確認し、場合によっては贈る相手によってカタログの種類を変えてもよいかもしれません。
ラ・マリエ
「ラ・マリエ」はカタログギフト業界初のウエディング専用のカタログギフトシリーズです。結婚式の引き出物や結婚内祝いに最適な品揃えとなっているため、たくさんあるカタログギフトからどれを選べばよいかわからないとお悩みの方はウエディング専用カタログである「ラ・マリエ」がおすすめです。
「ラ・マリエ」では人気ブランドの衣類やお菓子、香水、キーケースなどを取り扱っており、コースによっては約2,300点もの品を掲載しています。グルメ商品や体験型ギフトも充実していますので「これがよい」と思えるアイテムがきっと見つかるでしょう。
「ラ・マリエ」に価格別に8つのコースがあり、それぞれで掲載内容が異なります。相場となる金額に合わせてカタログギフトを選べるという点もうれしいポイントでしょう。
テイク・ユア・チョイス
「Tテイク・ユア・チョイス」はカタログギフト専門店のハーモニックで最も人気のあるシリーズです。グルメ商品や人気ブランドの品が多く掲載されており、男性にも女性にもおすすめのアイテムが揃っているため性別を問わず贈れます。
また体験型ギフトが豊富なことも「テイク・ユア・チョイス」の魅力のひとつです。温泉やクルージングなどさまざまな「体験」が掲載されており、多くの方に喜んでもらえるでしょう。
「TAKE YOUR CHOICE」シリーズでは3,080円~55,880円 (税込)と幅広い価格帯のカタログギフトを全16コース用意しています。内祝いの相場は贈る相手やいただいた結婚祝いの金額によって異なるため、こちらのシリーズから相場に合わせて贈ることもおすすめです。
ア・ラ・グルメ
「ア・ラ・グルメ」はグルメ商品を専門的に取り扱うカタログギフトシリーズです。「キッチン飛騨」のハンバーグや「四川飯店」の点心セットなど、一流店舗のグルメ商品を多数掲載しています。有名店のスイーツも掲載しているので、甘いものが好きな方にもおすすめです。
「ア・ラ・グルメ」は4,400円~56,100円 (税込)という価格帯のなかで全11コースを準備しています。こちらも「TAKE YOUR CHOICE」シリーズと同様に贈る相手によって価格を変えられるため、食べることが好きという方へのギフトにいかがでしょうか。
またこちらのシリーズではカタログ1冊に2枚の注文ハガキが付けられる「ダブルコース」もご用意しています。「お父さんとお母さんはグルメ商品、お子さんにはスイーツ」といった注文もできるためご家族の人数が多い方におすすめです。
やさしいみらい
「やさしいみらい」は特に女性におすすめです。掲載されている商品は「オーガニック」や「ナチュラル」にこだわったものが多いため、自然派志向の方にも最適です。コスメや衣類、アクセサリー、食器類などさまざまなジャンルの商品が掲載されていますので、気になるものがきっと見つかるでしょう。
掲載商品だけでなく、カタログ自体も環境配慮型の素材を使った地球想いのカタログギフトです。地球にやさしい暮らしを心がけている方、エシカルやSDGsに関心がある方などへの贈り物におすすめです。
「やさしいみらい」は4,180円~22,880円 (税込)の全6コースです。カタログ(冊子)のほか、カードタイプも贈れます。
まとめ
結婚内祝いに商品券を贈ることはマナー違反というわけではありません。商品券は利便性が高いというメリットがあるので喜ぶ方も多いでしょう。しかし一方で、贈る相手によってはあまりよく思われない場合もあるというデメリットがあります。
「相手に好きなものを選んでもらいたい」と考えているのであれば、世代・性別を問わず喜んでもらえる可能性が高いカタログギフトがおすすめです。結婚内祝いの相場を知っておけばカタログギフトのコース選びもスムーズに進むでしょう。
ハーモニックでは相場金額に応じた幅広い価格帯のカタログギフトを多数取り扱っています。掲載しているギフトも世代や性別にかかわらず喜んでいただけるものを取り揃えておりますので、結婚内祝いにカタログギフトを贈る際にはぜひハーモニックのカタログギフトをご検討ください。