ゲストに喜んでもらう引き出物を選ぶには、いくつかのポイントがあります。ゲストの目線を忘れてしまうと、せっかく選んだ引き出物がゲストの負担になりかねません。また、のしをきちんとかけるなどマナーにも気をつけましょう。こちらでは、引き出物を贈るときのマナーや選び方についてご紹介します。
結婚式で引き出物を贈るときのマナー・選び方
重いものやかさばるものは避ける
お礼の思いを込めた引き出物も、重いものやかさばるものなどもち帰りに苦労するものはゲストに負担をかけてしまうため避けたほうがよいでしょう。引き出物の定番である食器セットも、重くてもち帰るのが大変という方が多く、食器がそろっている方だと収納場所に困ることもあります。また、軽くてもかさばるものも引き出物に向いているとはいえません。
結婚式や披露宴よりも、帰り道が大変だった……という印象が残ることのないよう、ゲストがもち帰りやすい引き出物を選ぶようにしましょう。
引き出物の数は奇数にする
引き出物の数は、1・3・5・7などの奇数にするようにしましょう。これは結婚する二人の仲が割れないように、割り切れない奇数のほうが縁起がよいとされているからです。このことから引き出物を3点にするのが主流ですが、地域によってもその数は異なります。
たとえば、北海道ではご祝儀制ではなく会費制の結婚式が多いため、引き出物は1品~2品と少なめです。また豪華な披露宴が多い東海地方や北陸では3品~5品と引き出物の数が多くなり、予算相場も高めになります。
誰にでも好まれるものにする
渡す相手が多岐にわたるため何を選べばよいか迷う引き出物ですが、どのような相手でも喜んでもらえるようなものを選びましょう。引き出物はゲストと幸せを分かち合い、二人を支えてくれている方々への感謝を表すものです。
自分たちの思いばかりが先行したものだと、ゲストの負担になる場合もあります。たとえば、名前入りのグッズを贈ると扱いに困る方もいるでしょう。誰にでも好まれるという視点で選ぶと失敗しにくくなります。
かつては割れもの・刃物はタブーだった
かつての引き出物は、割れ物や刃物を避けるのが一般的でした。割れ物は新郎新婦の仲が割れることを連想させ、刃物は2人の縁が切れることを連想させるためです。そのため、花瓶やガラス製品、包丁やハサミなどを引き出物に選びませんでした。
しかし最近ではそのようなことを気にする人が少なくなっており、おしゃれなデザインのペアグラスやお皿を選んだり、男性用の引き出物にシェーバーなどを贈ったりするカップルも増えています。
まとめ
引き出物は、結婚式に出席してくれた方と幸せや喜びを分かち合うギフトです。日頃の感謝の思いが伝わるよう、どんな方にも喜んでもらえるものを贈りましょう。重いものやかさばるものは避けてもち帰りやすいものを選んだり、きちんとのしをかけたりするなどマナーを守るのも大切です。
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